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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第六十二話
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ように二、三度右手を開いたり閉じたりした後、星晶剣をゆっくりと納刀するように構える。
「いくよ…超・雷魔神剣っ!」
『GU!?AAAAAAAAーっ!?』
納刀した星晶剣を気合いと声と共に引き抜くと、三人の攻撃に怯んでいたケイブレックスに向けて雷を纏った斬撃を五つ同時に放つ。
同時に放たれた五つの雷の斬撃にケイブレックスも避けること、防ぐことが出来ず悲鳴をあげてその場に倒れ込んだ。
うん…初めてやってみたけど、なかなかの威力みたいだ。
「衛司…その姿って…」
「……ヴォルトと同じ模様…」
「あ…皆に見せるのは初めてだっけ…。契約開放…簡単に言えば僕とヴォルトの力が合体したって感じ…かな」
「合体って…また無茶苦茶な…」
倒れたケイブレックスから僕に顔を向け、僕が契約開放した姿を始めてみる三人が驚いた様子で此方に駆け寄ってきたのを見て僕はそう言うと、ロッタが苦笑してそう言葉を出した。
うーん…でも間違ってはないしなぁ…。後、カノンノとメリアはどうして『合体』という単語を繰り返しつつ不機嫌そうな顔をしてるの…?
『…GUUUUU…RUAAAAAーッ!』
「っ!…アイツ…まだ…っ!」
「……しぶとい…」
そんなやり取りをしていると不意に何かが動く音が聞こえ視線を向けると、倒れていたケイブレックスがゆっくりと立ち上がり雄叫びを上げ、先程攻撃をした僕を真っ直ぐと睨んできた。
ケイブレックスのその様子に皆が再び武器を構えていくと、僕はそんな皆から更に一歩前に出た。
「衛司…?」
「悪いけど皆…色々試してみたいから…此処は僕達に任せてくれないかな?」
「えっ…!?」
僕の行動にカノンノが首を傾げると、僕は皆の方に一度振り返ってそう言葉を出した。
僕の一言に皆が驚いた様子を見せるが、その中でロッタは僕をしばらく見ると小さく溜め息を吐いて口を開いた。
「…一応聞いとくけど…倒せるんでしょうね?」
「多分…ううんやってみせるよ」
「そう…ならやってきなさい。ただし、こっちが見てて危ないと思ったら問答無用で助けるから」
「ん…ありがとう、ロッタ」
僕の返答を聞き、再び溜め息を一つ吐いてそう言ったロッタに僕は小さく頷いた。メリアとカノンノもしばらく僕を見てロッタの案に賛成したのか、二人が共に『頑張って』と言ってくれた。
うん、よし、やる気でた。
『GURURURURUッ!』
「待たせたね。それじゃ…行こうかっ!」
『GYAOOOOOOOOOッ!』
僕が星晶剣を構えなおしたと同時に雄叫びを上げて僕を睨み、走り出すケイブレックス。僕もそれに対する
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