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Fate/EXTRA〜もう一人のアーサー王〜
全ての予兆
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、風呂に入る」


キャミソールを捲り上げようとした状態で一時停止するセイバー。アウトゾーンギリギリの所で止まって良かったとホッと胸を撫で下ろす。ポカーンとした表情を浮かべるセイバーだったがその意味は本人は理解していない。彼女に羞恥心というものはないのか!?

「先にセイバーが入れ!俺は外で待ってるから!」


「何を言ってるんだ。二人いっぺんに入った方が楽じゃないか」

俺の言っていることが分からないのか眉を顰めるセイバー。なるべく彼女が女だからという事は触れないように論理的に言う必要がある。

「ほら、やっぱり一人の方が疲れを取る事もできるしゆっくりできるだろ?なら時間をかけてでもやる価値はあると思うんだ!」

すると、俺の言葉が通じたのかなるほどと納得するセイバー。

「効率は悪いが確かに確実性はあるな。意外と考えるではないかマスター。では、先に入らせてもらうぞ」

そう言うと、服を脱ぎ出すセイバーに俺は慌てて目を逸らし部屋から出て行った。


なんとかやり過ごした。もし返答を誤っていたら殺されていたかもしれない。これが何回もあると思うと辛い。ここで俺は過ごせていけるのだろうか…。言い知れぬ不安が募ってしょうがなかった。


「おいマスター。シャンプーどこだ?」

「わわわっ!裸で外でんな!!」



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