第一章
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「それでだけれどあんた」
「その不死身に何の用なのよ」
「あっ、ひょっとしてまさか」
その小柄な娘が言ってきたのだった。
「デートに誘うとか?」
「えっ、まさか」
「それはないでしょ」
「そのまさかだって言ったらどうするよ」
楽しそうに笑って三人に返す涼平であった。
「その場合は」
「やっぱり嘘でしょ」
「それって」
「いや、これが嘘じゃないんだよ」
しかし涼平はそれを否定するのだった。
「あんた達にとっちゃ驚きだろうけれどな」
「っていうかまじ有り得ないんだけれど」
「本気なのよね」
「だから俺は嘘は言わないって」
またこう返す彼であった。
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