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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第56話 ゆりかご攻略戦
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す!!」
「500!?」

この数は想定外であった。確かに防衛機能としてガジェットがあるとは調べで分かっていたが、これほどの数があるとは想定していなかったのである。

「ブラックサレナ、2タイプはそれぞれ50以上!!更にミッドチルダの各都市で転移反応があり、そちらにもブラックサレナが現れたそうです!!その対応に管理局、聖王教会も手一杯で、援軍は………」
「まあそれは想定内だ。どちらにしても俺達と大悟次第で結果が分かるのは想定していた範囲内だ」

キャロの慌てた報告に桐谷は淡々と言い切った。

「それに手強い味方はこれからくる」

そう言った後、桐谷達の前方に現れたブラックサレナ、ガジェットの部隊に各色混ざった巨大な砲撃が飲み込む。

「これは………!!」

フェイトの部隊に所属した空戦魔導師が驚愕している中、そこに4人の魔導師が現れた。

「お待たせしました」

そう言って現れたのは星、ライ、夜美、優理の4人だった。

「お姉ちゃん!!優理!!」
「キャロ………」

未だに仲直りが終えていないキャロに顔をしかめる4人だが、キャロは違っていた。

「私がお姉ちゃん達の道を作るから………お兄ちゃんを連れて帰ってきてね!!」
「キャロ………!!」
「うん、任せて!!」
「我等が必ず連れて帰る!!」
「だからキャロ、私達の道をよろしく!!」

キャロの言葉に力強く答える4人。
その4人の言葉を聞いてキャロは笑みを溢した。

「うん!!!だから………その道は私が作る!!!!天地貫く業火の咆哮、遥けき大地の永遠の護り手、我が元に来よ、黒き炎の大地の守護者。竜騎招来、天地轟鳴、来て!!ヴォルテール!!!!」

長い詠唱から最後の気持ちの籠った呼び声により巨大な魔法陣が現れ、その中から這い上がってく様に巨大な竜が姿を現した。

「うそ………フリードも召喚してるのにヴォルテールも………!?」
「私の成長した姿、見せてあげます!!ヴォルテールお願い!!」

そのキャロの言葉に合わせて口に魔力を集束させていくヴォルテール。
そしてその魔力を群がるブラックサレナ、ガジェット群に向けた。

「行けええええ!!!」

キャロの大きな声と共にヴォルテールの咆哮、ギオ・エルガが放たれた。
その巨大な砲撃は群がるガジェット群を焼き払い、消滅させていく。

「凄い………」

そう呟く武装隊の局員。

「成長しましたねキャロ………」

キャロの成長を嬉しく思いながらも星達は前を向く。

「いい攻撃だな………それじゃあ………行くぜ!!!」

キャロの放った砲撃に合わせ、バルトの掛け声と共に、突入組も行動を開始した………















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