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冒険者
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ちでガンドを見詰める。

「何、おまえ達が気に入ったのだ。それに・・・坊主、おまえ達はまだまだ鍛えれば強くなる。儂にその手伝いをさせてはもらえんか。」

穏やかに話すガンドにアレンは立ち上がり

よろしくお願いします!

と頭を下げ

アーニャは

「よろしくねガンドさん」

と握手を求め

エレナは

「お手柔らかにね」

と杯を交わすのだった。



ガンドが加入した翌日、アレンはガンドと共にシルバーナイトタウンへやってきていた。
女性陣はギランの拠点に戻り、お留守番と称したガールズトークに花を咲かせている。
忘れずにガンドのエンブレム作製をしてくれるのか不安が残るアレンだった。

シルバーナイトタウンの北東部、森の中にあるノールの小さなコミュニティ。
久し振りの来訪を歓迎されたアレンはガンドを紹介し早速ツーハンドソードの修復を依頼した。

「ふむ。修復は可能だが少々時間がかかるな。」

折れたツーハンドソードを手に取るノール。

「まだ老朽化には早いが何を斬ろうとしたらこうなる」

「炎の魔神です。腕を切り落としたのですがこの有り様です」

「ほう・・・」っと目を細めツーハンドソードを眺めていた目をアレンに移すと

「これで魔神を斬ったか。そうか・・・」

一瞬の間が空き次の言葉を待った。

「よし。こいつを元にグレートソードを作ってやろう。柄をそのまま使うから違和感はないじゃろう。時間がかかるがかまわんか?」

「是非!ありがとうございます!」

修復を半分諦めていたところに修復どころか生まれ変わらせて貰えるという申し出にアレンはハイテンションになり何度もお礼を述べ、お金を差し出した。

「これで足りるでしょうか?」

ノールは金額を確認することなく受け取ると「十分だ」と一言伝えガンドに向けても提案した。

「おまえさんの斧も鍛えてやろう。何、そんなに時間はかからんわい。後日暇なときにきてくれればええ。それまでそこの壁に掛けてある得物のどれでも好きなもの持っていくがいい」

その申し出を受けたガンドはシルバーアックスを、アレンは片手剣のグラディウスを手に取った。
そのどちらも磨かれ鍛え上げられているのがよくわかる。
そしてアレンはグラディウスを選ぶとき気になったモノを手に持ち鞘から刀身を抜き出した。

「片刃?」

「そいつはカタナという異国のソードだ。町の武器屋でもレプリカは販売しているが見たことはないか?そいつは本物で余りの美しさに冒険者から買い取ったんだがな、気に入ったか?」

「吸い寄せられるようだ・・・」

「ワシにも見せてくれ」

ガンドに手渡すがアレンの視線はカタナに吸い寄せられたままだ。

「こ
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