『初日終了/翌日』
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聞いた。
いつでもおいでって言うてくれた。
帰って風呂入ってパン食べた。
携帯の充電器も鞄に入れた。
風俗街...
人はいっぱい。
店に入る手前でキャッチ。
『時給良い仕事せん?』
と、同時に店長出てきた。
店長がキャッチに言う。
『うちの子ひっかけんといてなぁ〜』
零那の肩に手を置いて、体の向きを変えられた。
くるっと反対向きになった。
よろけて店長の腕に助けられた。
そのまま車に乗った。
『連絡あってからなかなか来んかったから気になって。何もなくて良かった。治安良くないからなぁ此処らは...美香に「チャント優チャンのことフォローしたげてよっ!」って言われてるしな。』
『すみません、あの部屋チョット居心地悪くて街フラフラしてました。』
『何もなかったんか?』
『関西のAVキャッチに遭って一瞬揺らぎました!』
笑いながら言った。
『なんぼやってん?』
『2千万!』
『そりゃ揺らぐわなぁ!』
店長も笑いながら言う。
『100万くらいでえんやけどね。携帯の滞納払わな止まる。あとは家借りなあかん。家が出来たら居場所も出来る...』
『帰る家無いんか?』
『親の立場放棄した人間の元には帰れん。』
『淋しいなぁ...』
『慣れてます。』
ガソリンスタンド。
減ってないガソリンを足してた。
『行きたい所無いか?時間あるぞ!』
『いえ!気ぃ遣わんで下さい!店長そんな店の子に優しくして大変でしょ?疲れますよ!』
『いやいや、こんな風に接することは滅多にないよ!』
『そんなもん?』
『そぉやぁ〜、淋しいもんやで〜...』
『あははははは』
『チョットそこ寄るから待っててな!』
いっぱい買ってきた。
弁当と惣菜。
みんな待ちよんかな?
掃除とかボーイがやってるみたいやし。
『掃除とか終わってるんですか?』
『終わる頃やなぁ!』
『みんな何時頃に来てるんですか?』
『5時には居るなぁ〜。厳しくはして無いんやけど、みんな淋しいんやな!』
『だったら早く帰らな泣きよるかもしれんねぇ!』
『ははははは!
帰ってやろぉかな!』
ボーイ達お待ちかね。
『店長、おかえりなさい!優チャン、おはよぉございます!』
なんか変な感じ...
『おはよぉございます...』
店長が、いっぱいあるからつまんで、コッチおいでって。
凄く優しくて涙でそうになった。
せや、気になる事あったんやった!
『店長!昨日普通に生飲んでたんやけど...OKなん?』
『あ〜...良くはないけど...何処もおんなしや!でも、酔い方には注意してな。
トラブル
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