16話 『覚醒する業火』
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「ふえっ、どういう事でス……?」
「"目醒めた"って、何でンなコト分かンだよ」
ビルとランクに問われても、黙っているマゥスンに代わりシファが見解を述べる。
「火のクリスタルの欠片を持ってるのはマゥスンだから、そう感じたんじゃないかな。だとすると、あの方角に火のカオスが……? すぐ船でクレセントレイクの町に向かおうよ!」
「 ……12賢者共、アレでくたばってたりしてな。だとしてもどーでもいいケドよ」
「何て事云うんでスかランクさんっ、あの町にはお世話になったテューテさんも居るんでスから、ご無事を確かめに行きまセんと! ついでに12賢者さん達のお話も聞けたら、次の目的が果たし易いじゃないでスかっ」
「ビル……おめェ、土のクリスタルの輝き取り戻したからって調子こいてンじゃねーよッ。オレらは奴らの云いなりじゃねンだ、≪火のカオス≫ってのがこっから東の山にでもいンならさっさとソコ行って叩きのめしゃいーだろ」
「はうっ、ランクさん意地悪でスぅ……っ」
「二人とも〜、置いてくよ〜? マゥスンとっくに先行っちゃってるんだから〜……!」
「ふあっ、シファさんマゥスンさぁん、置いてかないで下さいでスよぅ!」
「ッたく、ドイツもコイツも────」
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