第二十二話 生徒会選挙
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瓜二つのジルベールとハドレットの話題は学校中に広まった
ハルシオンに転入した当時のジルベールは藍色の髪だったので、ハドレットとの違いはあったが、ジルベールが血の覚醒の影響で元の白髪に戻ったので、ハドレットとは判別不可能な程の瓜二つとなってしまったのだ
例えば…
結花理「あら?ジル様!こんなところにいらっしゃったのですね?」
ハドレット「あの…僕はハドレットですけど…」
結花理「あら?これは…!失礼いたしましたわ!」
と結花理がジルベールとハドレット間違えてしまい
「ハドレット君!ここにいたー」
とA組の女子が
ジルベール「俺はジルベールだ…」
「へ…あれ?ご、ごめんなさい!」
と間違える…
そう、判別不可能の為、生徒はおろか教師まで間違えてしまうのである
ただし、ジルベールの姉であるアクアとカルアは判別出来るらしい
アクア曰く、
アクア「ジルベールとハドレットの判別?そんなの簡単よ!姉弟だからね♪」
というアバウトであった…
そんなある日、教室にて
ハドレット「ジル…ちょっと紹介したい人がいるんだけど…」
ジルベール「紹介したい人?誰?」
ハドレット「僕と同じクラスの委員長に会って貰いたいんだ」
ジルベールはデバイスのスケジュール見た…予定を確認する為である
ジルベール「別に構わない…」
ハドレット「良かった…じゃあ着いて来て」
ジルベールとハドレットは並んで歩いていった
ほぼ…いや、100%同じ顔なので周りの女子達は二人を見て
「ハドレット君とジルベール君って兄弟?」
「にしても似すぎじゃない?」
「二人とも格好いい…///」
という声が聞こえる廊下であった
ジルベール「毎回思うんだが…ここの女子は男に飢えてるのか?」
ハドレット「あはは…まあ僕は高校から入学って形だけど…自己紹介の時は緊張したよ…だってA組って男僕だけだもん…」
ジルベール「おい…ここの男女比率っていくつだ?」
ハドレット「たしか女9男1だと思ったけど…あ、着いたよ入って」
第二学年A組、キースの双子のリンが在籍しているクラスである
その教室に入ると…
「「「ハドレット君!お帰りー!」」」
と女子達の出迎えを受けた
ジルベール「人気者だな…」
ハドレット「あはは…それほどでも……あ、いたいた」
ハドレットは窓側に座っている二人の女子を見つけた
ハドレット「おーいセルベリア!エアリィ!」
エアリィと呼ばれた少女は金髪の髪が特徴の少女で背はカリーナ並みに小さい
セルベリアと呼ばれた少女は、凍えるような眼差しが特徴の目付きを宿し、髪はジルベールと同じ銀髪
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