第五幕その七
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
飲んでからです。
先生と加藤さんにです、微笑んでこうお話しました。
「ではこの店のお金はわしが払っておく」
「いえ、それは」
加藤さんは長老さんの今の言葉に少し驚いて言いました。
「あまりにも」
「いやいや、先生さん達はお客さんじゃ」
「だからですか」
「加藤さんも彼等もじゃ」
長老さんは微笑んで今も先生の周りにいる動物達を見ました、勿論彼等もお茶やお菓子をとても美味しそうに楽しんでいます。
「だからな」
「それで、ですか」
「うむ、お客さんに払わせる訳にはいかぬ」
お店で飲んで食べたその代金をというのです。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ