第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第4話「困った時は魔を断つ剣を執れ!」
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
そうつぶやくのが精一杯だ。ブラックロッジの破壊ロボより、よっぽど危険だゾ。どうしろってんだ、こんな・・・。
こんな破壊神!!!
「冗談じゃ・・・冗談じゃねぇゾッ!!!」
思えばこの時から総てが決まってたんだゾ。・・・オラがアルに会った事も、地下でデモンベインを見つけたのも。アル曰く、運命がオラに戦うべき道を指し示したからだという。
そう、これはアーカムシティの運命をかけた。・・・否、この地球、もしかしたら全宇宙の命運を左右するかのような、大きな戦いの道。オラはその事をまだ知らない・・・。
Side Out
−アーカムシティ上空1000メートル。
「やはり・・・今回もこうなったか」
そう呟きながら少年は月を背負い、夜空に浮いていた。彼の名はマスターテリオン。ブラックロッジを束ねる大導師。
「そう、総ては運命の輪の中に・・・」
そういいながらマスターテリオンはわざとらしく両手を広げ続ける。
「さぁ、踊ろうあの忌まわしいフルートが奏でる、狂った輪舞曲の調べに乗って。・・・ヒロインは貴公だ、アル・アジフ」
誰も居ない虚空で、マスターテリオンは嘲るような愛おしむような笑みを浮かべるのであった。
第一部 END.
第二部『THE OMEN 〜魔神降臨!大導師、マスターテリオン登場だゾ!〜』に続く。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ