第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第4話「困った時は魔を断つ剣を執れ!」
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コードを構成せよ!」
「え、えええええええええええええ!!?」
瑠璃の言葉にソーニャは驚きの声を上げる。
「覚悟をきめぇ、ソーニャ!ボー主任がいつも言ってたやないか!実践こそ最上のテストや!!!」
「むちゃくちゃですよチアキさ〜ん!」
そんなソーニャにメガネのメイドチアキが言う。涙ながらにソーニャはチアキに反論するのであった。
ナアカルコード・・・司令であり総ての決定権を持つ覇道瑠璃のを鍵として、禁断の奥義を開放する。デモンベインは今、真の力を発揮しようとしていた。
「では、見知らぬ人、レムリアインパクトを承認します。後は任せますよ」
『あいわかった!行くぞ神之介!』
『話しかけんなっつってんだろーがァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!まだ、通信中だよね!?切ってないよね!?』
『あ、すまなんだ。切るぞ』
瑠璃にそういった後、アルは神之介に言いながら、通信を切る。
「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」
沈黙が司令室一帯を支配する・・・。それから何分経っただろうか、その静寂を打ち破り、瑠璃が叫ぶ。
「神之介・・・?何で野原さんが乗ってますのォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!?」
「お、落ち着いてください、司令!・・・しかし、野原様に一体何が・・・」
何故、デモンベインに神之介が乗っていたのか・・・?疑問に思う瑠璃とウィンフィールドであった。瑠璃の場合は余りの予想外さにパニック状態となっていたが、気にしてはいけない。
「あのー、司令。いつでも行けますけど・・・」
チアキの声にハッと我に返る瑠璃。
「そ、そうでした・・・。では、ナアカルコード送信ッ!」
最後の一発までも撃ち尽くし、デモンベインの姿は完全に爆炎の向こうへと消滅した。
「ぬぅーはっはっはっはっはっはっは!どうだ!やはり最強はこのドクターウェストが作り上げたスーパーウェスト無敵ロボ28號スペシャルであぁぁぁぁる!!!」
ギターをかき鳴らしながら、ウェストは高らかに笑いを上げる。・・・だが、それは長くは続かなかった。
「ぬぅーはっはっは・・・あれ?」
紅の炎に染められ、銀色の月光に照らされ、何ら一つ傷を負う事無く、ソレは悠然と立っていた。デモンベイン、ブラックロッジへの対抗手段。
SIDE OUT
Side 神之介
「すげぇ・・・全くの無傷だゾ・・・」
「ああ、ますます気に入ったぞ、デモンベイン!さぁ、今度はこちらの番ぞ!」
とは言ってもどうすれば良いんだろうか・・・?とりあえず聞いてみる。
「どうすりゃいいんだ?」
「何でもいいから言霊を吐け!」
何でもか・・・とりあえず。
「デモンベイン!あの腐れキチ○イをボコボコにしてギャフンと言わせてやれッ!!!ッ!!?」
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