第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第4話「困った時は魔を断つ剣を執れ!」
[5/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
出したのか?その場のノリとテンションで行っちゃったのか?」
「う、煩いッ!今調べておるわ!!!」
「逆切れしてんじゃねーよ!・・・つーか、デモンベインのマニュアルとかねーのか?ひょっとしたら・・・」
そうアルと口論しながら、マニュアルを探していると・・・、
ガコン!
破壊ロボのほうから音がしたので見てみると・・・、色々と何か生えていた。ミサイルランチャー、ガトリングガン、レールガンエトセトラエトセトラ。
「うおーい、何だよアレ。何かまずい事になってんだけど。やばそうなんだけど。早くしてくれ。ハリーハリーハリー」
「せ、急かすな!この機体内を走る術式は独特すぎるのだ!!!いちいち調べたら日が暮れてしまうわ!!!」
「だったら聞けばいいんだよ!分からないことがあったら、まず作った奴に話を聞く!それが常識だろうが!!!」
「それもそうだな」
アルにそういって、ふと気づく。・・・デモンベインは覇道財閥が作ったものだ。もし、アルがマジに覇道財閥に連絡を入れたら・・・。
アルが連絡を入れる→当然覇道の姫ちゃんの耳に入る→オラが乗ってたことがバレる→社会的に抹殺。
「ちょっと待ってー!アルさんタンマタンm」
『塵と消えい!ファイアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!』
オラがアルを制止するよりも早く、ドクターウェストの声と共に、コクピットを轟音が襲った。モニターはミサイルとかだろう?それの爆炎で一杯になっている。
「どああっ!?しゃあない!覇道の方に連絡を入れてくれ!ただし、通信中は絶対オラに話しかけるなよ!いいか!マジで話しかけるなよ!バレて社会的に抹殺されたくない!!!」
「了解だ!」
背に腹は代えられない。オラはアルに指示を飛ばす。アルは頷きながらそういうと、コンソールを凄まじい速さで叩いていった。
Side Out
「ああっ!デモンベインが!おじい様の形見がっ!!!」
「落ち着いてください、お嬢・・・いえ司令。大旦那様の作られたデモンベインがあれしきの事で破壊されるはずがありません」
デモンベインが爆炎に包まれ瑠璃は慌てふためく。そんな彼女をウィンフィールドが諌める。
『そうであって欲しいな、こちらとしても』
「えっ!?」
ウィンフィールドに答えようとした瑠璃をさえぎり、通信が聞こえてきた。モニターに映っているのはアルだ!
「ええっ!?呪術で暗号化している基地の通信にどうやって割りこんだん!?」
めがねのメイドが目をぱちくりさせながら言う。
「誰なの・・・?この子供は・・・?」
「発信元特定できました。デモンベインです!」
アルを見ながら呟く瑠璃にマコトが答えた。
「デモンベインから?!この子がデモンベインを!?・・・あなたっ!デモンベインを持ち出してどういう
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ