第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第4話「困った時は魔を断つ剣を執れ!」
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れは」
「破壊ロボの間近ちゃいます?」
「一体何が起こるんですかぁ!?」
「第三次大戦DA」
「「コマンドーか!?」」
「コントやってないで真面目にやってくださいなァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
変なコントをやってるメイド三人組に瑠璃のツッコミが響き渡ったのであった。
−そして、同時刻のシティ58番区。
何も無いはずの虚空に、途方も無い質量の気配が生じた。其処に在り得べからざる物質が、存在する無限小の可能性。限り無く『0』に近い確立が集積され、完全なる『1』を実現する。巨大な何かが、強大な力を秘めた何かが、今、顕現しようとしていた。
−場所は再び地下基地へ・・・。
「デモンベイン!実空間に事象固定化!衝撃波!来ます!!!」
−そして再度シティ58番区。
空間が、圧倒的質量に弾き飛ばされ、爆砕した。だが、人々は逃げる事すら忘れて、魂を抜かれた様に見上げるしかない。燃える空に飛翔する、圧倒的なその威容・・・破壊を纏いて降臨する、鋼鉄の巨人を。
Side 神之介
「おいィィィィィィィィィィィィィ!!!落ちてんぞコレぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!?大丈夫か!?大丈夫なのかァァァァァァァァァァァァァァ!!!?」
「このまま敵に飛び掛るぞ!準備はいいな!!!」
「飛び掛るって・・・んなむちゃくちゃな・・・」
落下しながらアルと会話を交わす。眼下ではものすごいスピードで破壊ロボの姿が見る見る大きくなっていた。・・・もう、後戻りは出来ないようだゾ。
もう、覚悟を決めよう。もうどうにでもなれだ。・・・とりあえず、
「くそだらァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!やりゃあいいんだろ!やりゃあッ!!とことんやったらァァァァァアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
「ようやくその気になったか!」
ポケーっとしている破壊ロボの後頭部を思いっきり蹴り飛ばすッ!
「うらァァァァァァァァァァァァァァァァァ!往生しろやキ○ガイぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
『ぬ!?ぬおおおおおおおおおおおおおおお!!!?な、何事ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!』
雄たけびと共に渾身のとび蹴りを決めたと同時に、80mもある破壊ロボが宙に浮き、吹っ飛ばされた。・・・すげぇパワーだゾ。
「ナイスだ、神之介」
アルはオラの方を振り向きサムズアップ。おうよ!と笑い返してやりたいが・・・、
「の、脳みそがいい感じにシェイクされまくって吐きそ・・・うぼろろろろろろろろろろろろろろ・・・」
「ゲロるなうつけェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!」
気分悪さが上回ってたみたいで、盛大にゲロった。あと、アルにも怒られた
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