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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第六十一話
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ッタは一度ケイブレックスと会った事があるんだっけ。…えっと…どんな感じだった…?」


「…あんまり思い出したくないんだけどね…。特徴は青い大きな身体で見た目はそのまんま恐竜って感じかな。後…見ただけで『圧倒的』って感じる威圧感で…あの時は僕達は絶対に勝てないって感じたから逃げる事を選んだんだ。…だけど…」


「だけど…?」


「…あれから僕達も強くなったんだ。今回は絶対、僕達が勝ってやる」


不意にカノンノの出した問いに答えつつ、あの時のケイブレックスからの逃亡戦を思い、僕は途中で言葉を止めると、改めてそう自分の今回の意志を出した。




───────────────────




──それから暫く歩き、コンフェイト大森林の奥まで来たところで僕達は目的であるケイブレックスに遭遇する事に出来た…の、だが…。



『GURURURURU…っ!』


「…ねぇ、衛司…気のせいかしら…。私…アイツ見るの初めてじゃない気がするんだけど…」


「奇遇だね、ロッタ。…僕もアイツ、初めてじゃない気がプンプンするんだ… 」


「えっと…衛司?ロッタ?」


「…どう…したの…?」


僕達…主に僕とロッタの姿を見た瞬間から明らかに此方に敵意剥き出しの『右脚に傷痕がある』ケイブレックスに、僕とロッタが思わずそう言葉を出し、カノンノとメリアが一体何なのかと首を傾げた。
いや、うん…確かに少し前にリベンジに意気込んでた所だったけど…こうも都合よく出てくるもんなんだね。


「うん…ちょっとまさかこうも簡単に出会えるもんなんだなー、って改めて思って…とりあえず…あのケイブレックスさんはやる気満々みたいだし…皆、行こうか」


「う、うん…よく分からないけど…とりあえず頑張ろうっ!」


「はぁ…やっぱこうなるのね…」


「ん…行く…っ!」 


首を傾げているカノンノとメリアにそう答えつつ僕は星晶剣を構えると、皆がそれを合図するようにそれぞれが武器を構え、ケイブレックスもそれに反応するようには低く唸り出す。
…さて…。



「…それじゃ…前の件、きっちりリベンジさせてもらうよっ!」


『GYAOOOOOOOOOOOーッ!』



──僕の声とケイブレックスの雄叫び、それを合図にするかのように…僕達の最後のドクメント採取が始まった。




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