『初接客』
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んで!!』
『わかった...』
舎弟とか言ってたけど、色々あるんかな?
生2つ頼んだ。
『心配してきてくれたんよね?』
『...うん。』
なんか、可愛かった。
族の総長やってたらしいけど、マダマダ可愛いわ。
2つ下やけど、その割にシッカリしてるとこはある。
でも、カッ!となると歯止めがきかんタイプ。
昔の自分と同じ...
『自分からしたらアンタのが危なっかしいし心配やわ。』
『女に心配されるとか無いわぁ〜、男として恥やないっすか...』
『男としてや無くて1人の人間として心配してる!』
『それは...あかんやん!男として見てないって事やんねっ!』
笑って濁した。
家のこと、族のこと、シンさんに対して兄貴って呼ぶのが嫌なこと、色々話してくれた。
延長して更に飲み続けた。
『時間とお金大丈夫?』
『大丈夫!久々に旨い酒やぁ!まだ飲むよっ!』
確実に酔ってる。
16の可愛い男の子が。
美香さんが様子見に来てくれた。
『あら可愛い男の子♪友達?
食べたいくらい可愛い―――っ♪♪♪』
美香さんも酔ってた...
自分は何気に強いんか酔えん。
秋はラストまで延長し続けた。
他の客に付けんように。
気持ちは有り難いけど、申し訳ないわ。
そんな延長やドリンクしてくれても日給決まってるし。
『下で待っとく』
支払いして出て行った。
店終わりミーティング。
新人として紹介された。
初日は2人接客。
店長曰く売上成績トップだったらしい。
明日からも頑張るように言われた。
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