暁 〜小説投稿サイト〜
『自分:第1章』
『初接客』
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♪飲も飲もっ♪』

店内は音楽がうるさい。
ミラーボールで頭もクラクラ。
で、たまに激しい音楽に変わる。
その時間が、基本、激しいお触りサービスタイム。

お客さんの膝にまたがり、モノの上に座る。
胸をお客さんの顔の前に、舐めやすいようにする。

終始、お客さんの上に乗ってる子もいる。
キスしたり胸揉んだりは良いけど...でも、舐めたり指入れたりするのは音楽が激しいときだけ。

今ついてるこのお客さんは、最初この店来て、一目で美香さん指名して話して以来、一切お触り無しで飲んで話すだけの関係らしい。

『おかわり頼もっ!』
普通に生2つ頼んだ。
ボーイは何も言わず行った。
ん?未成年...
関係無いん?
飲んで良いん?
ラッキー♪
お客さんもキョトン。
2人でメッチャ笑った。
しかも生2つ持ってきた。
普通に。
更におかしくてツボった。
久々にこんな笑った。
あっとゆう間に時間。


美香さんが来た。
『お客様、本当に良くしていただいて、初めてが凄く楽しくて幸せでした!』

『美香さん、本当にありがとうございました!美香さんみたいな女性、凄く憧れます♪』

『優チャン何言うてんの!酔ってる?私が助けたかったんよ♪
このお客さん良い人やったろ?惚れんときやぁ!!あげんから♪
次、優チャン指名入ってるみたいよ♪行ってみぃ♪』

深々と頭下げて去った。
ほんまにほんまに、今日1日で店長に美香さん、美香さんのお客さん...
良い人に出逢って嬉しかった。

席に案内されてビックリ。
シンさんと一緒にいた秋。

『えっ!なんでっ!聞いたん?てか年!16歳よね!客の年齢て関係無いん!』

プチパニック。
おしぼり渡して無いし。

『ちょっ!おしぼり!』
急いで取りに行った。
渡してから座る...

秋が言う。
『兄貴に聞いたけん様子見に来た。MJ居る時から気になってたし。』

『え、見張り?シンさんから頼まれた?』

『違うよ!自腹!店長、オカンの知り合い♪』

秋の母親は、此処等仕切ってる社長らしい。
何の仕事かは謎。
敏腕社長で美人らしい。
秋も綺麗な顔してるから、母親が綺麗なんは解る。

『客としてサービス受けに来たって事?』

『ちゃうよ!せんでえぇし!普通に何か頼んで話そうや♪兄貴一緒でいつも話せれんし...』

『別に話したいとか無いやろ?』

『気になってたって言ったやん!』

『うん、でも...愛媛に彼氏居るん知ってるやん!』

『それって関係無いよ?真面目やね!だって昨日兄貴にヤラレたんやろ?』

『最低!!こっちがどんな気持ちで耐えたか解らんくせに!!』

『俺も苛ついとんよ!!飲もうや!!飲
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