『MJ→高松』
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ドコの彫り師よソレ!』
『あ〜、ねぇ、ツレよ。練習台なったったんよ。』
『ただでラッキーって気持ちしか無かったんやろ。汚い鳳凰やでホンマ...』
頭しばかれた。
まぁねぇ。
ほっとけって感じやろうけど。
仮にもヤクザの下っ端が、こんな汚い墨入れとったら組がオチョクられるわ...
この人の組の組長に同情するわ...
シンさん帰らん。
ホンマに一緒に寝るん?
勘弁して...
中学生言うた奴に欲情されても困る。
でもそんな変態はナンボでも居る。
急に警戒心とやらが芽生えた。
でも手遅れ。
その瞬間、軽く抱えられて布団連れて行かれた。
体勢的に抵抗できず。
ものの5分足らずでイッてくれたから良かった。
アフターピル、明日どうにかして手に入れなあかん...
朝、向かったのは、通り慣れた街じゃ無くて、風俗街の方。
売られる?
ま、援助よりは安全か...
なんかもぉ諦めた。
結局、女として産まれたことに感謝して女を売るしか無いんやなって。
芸も財も学も無い馬鹿な女は、女で在ることにすがって生きるしか無い。
そう思った。
諦めた。
悟った。
店案内されて説明を聞く。
頭に入らん。
声が流れ出ていく。
ワケも解らず頷くのみ。
店長がカフェオレを出してくれて、一人にされた。
戻ってきて、身分証のコピーをシンさんが渡してた。
店長が不安げに聞いてくる。
『此ホンマに本物やね?間違いなく18やね?』
『はい』
『こぉゆう店は初めて?』
『店は初めてです』
『店は...?』
『はい』
不思議そうに覗き込んでくる。
やけくそで、母親の再婚相手から玩具にされてたこと、援助やってたこと、強制堕胎したこと、話した。
店長は頭を撫でてくれた。
『大丈夫!心配ない。本番行為は勿論、フェラも無いし、ヌキはせん店やけん!システムもっかい話そか。さっきは話頭入らんかったやろ...』
シンさんはいつの間にか帰ってた。
『店では、下着は下のみ穿いてOK。上は外しとくのが最低限のルール。上つけたまま接客したら罰金1万ね!更衣室にある服装が規則。後から選んで貰うけん。
売り上げはドリンク注文で上げて。飲み物いただいて良いですか?って聞いてOK出たら挙手して。ボーイが行くから。灰皿交換も挙手でね。
可愛いしリピーターつけばスグ稼げるよ!頑張って!日給保証1ヶ月間は2万あるからね♪』
『接客自体が解らんのんですけど...』
『開店したら見て貰うよ。解る解る!簡単やし!すぐ慣れる♪
2ヶ月目からは寮費払って貰うけんね。給与も基本時給プラス売り上げに応じてやけん頑張ったら頑張った分増えるよ!
寮行こうか、先に
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