第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第3話「ロボットものの主人公の初出撃って大体がなりゆきでロボットに乗り込むよね」
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メタトロン。ぬぅぅ!とそこへ、ウェストが叫ぶ。
『お前であるか!サンダルフォン、我輩の邪魔をしないで欲しいのである!!!』
「フン、その割には随分とてこずっていたようだが?」
『なぁぁぁぁぁにを言うか、このまっくろくろすけ!これからが反撃タイムだったのであるッ!!!』
漆黒の謎の人物、サンダルフォンにそうまくし立てるウェスト。一方のサンダルフォンは、ふん。と鼻で笑うと、ウェストに告げた。
「まぁ、かまわんさ。ウェスト、お前はアル・アジフを追え。此処は俺が引き受ける」
『勝手に決めないでほしいのであるッ!!!』
「お前のもともとの任務はアル・アジフの回収だったはずだ。大導師の意思に逆らうつもりか?」
『ッ!!?』
サンダルフォンが言った『大導師』と言う言葉に、ウェストの体は雷に打たれたように硬直する。・・・何故なら大導師の恐ろしさを知っているからだ。
『分かったである・・・此処は任せるからヘマだけはするでないぞ』
「行かせるかッ!!!」
ウェストがそういうと、破壊ロボはアル・アジフを追って動き始めた。それを阻止しようと空を翔るメタトロン。だが、
「おっと」
そこへサンダルフォンが立ちふさがり、メタトロンにストレートを放つ。それを両手をクロスさせて防ぐメタトロン。
「ぐっ・・・貴様と言うヤツは・・・」
「さぁ、少しばかり付き合って貰おうか・・・メタトロンッ!!!」
メタトロンとサンダルフォン・・・両者はそう言葉を交わすと、バッとお互いに距離を取る。にらみ合う白と黒の天使達。
「シィィィィィィッ!!!」
「殺ァァァァァァァッ!!!」
両者が吼え、そして駆け出す。アーカムの夜空に2人の天使がぶつかりあった。
Side 神之介
どうも、こんにちは・・・いやこんばんわかな?オラ、野原神之介です。今、大変な状況なんです。・・・何でって?
『はーっはっはっは!待てぇー!こらぁー待てったらぁ〜♪』
このキチ○イに追いかけられてるからに決まってんだろーがぁァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!何だよこれ!もう何かやばい方向にイっちゃってるよ!何ていうか、浜辺で恋人を追いかける的な?・・・ってそんなことより・・・。
「メタトロンはどうしたんだ!?もしかしてやられたとか!?」
「さぁな・・・恐らく何かあったのは違いない」
また振り出しかよ・・・。一体どうすりゃ・・・。・・・ん?そういやオラ翼があったな。
「なぁ、アル。この翼ってさ、飛べたりする?」
「無論だ。なんたって翼だからの」
打開策見っけ。そうと決まれば話は早い。飛んで逃げるッ!!!
「ふぬおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!アァァァァァァァァァァァイ!キャァァァァァァァァァァァン!!!フラァァァァァァァァァァァ
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