第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第3話「ロボットものの主人公の初出撃って大体がなりゆきでロボットに乗り込むよね」
[5/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
つまりどーしよーもねーってかァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!?チクショォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」
頭を抱えシャウト。同時に行く手にビームが発射、炎上させ逃げ道をふさぐ。
「やべぇっ!!?」
『ふはははは!捕まえたー♪』
逃げ道を失ったオラ達にドリルが振り下ろされる。・・・もうだめか・・・そう思った瞬間にオラは誰かに抱えられた。そして、十分に破壊ロボから離れた所でオラを下ろす。
「大丈夫か?」
「おおっ!・・・アンタはメタトロン!!」
メタトロン・・・、純白の装甲を纏いし仮面の戦士。アーカムシティでその名を知らぬものはいない。警察では手も足も出ないブラックロッジの破壊ロボ・・・それと互角に戦える存在。アーカムの守護天使だゾ。
その正体は全く分からないけど暴れているブラックロッジの前に颯爽と登場しては敵を斃して去っていく、その姿は正に正義の味方だゾ。
『まぁーた貴様であるか、メタトロン!!!今度と言う今度は引導を渡してやるのであーる!!!』
「ここは、私に任せろ」
そういって、メタトロンは破壊ロボと対峙する。
「神之介、奴は何者だ?」
「ああ、アイツはメタトロン。・・・アーカムのヒーローだゾ」
オラがそういうと、アルはふむ・・・。とメタトロンを見て、再び口を開く。
「まぁよい。この場は彼奴に任せていくぞ」
・・・情けないがそれがベストですな。
「後は任せたゾ、メタトロン!!!じゃ、そういうことで!!!」
そういって、オラは逃走を再開した。
Side Out
戦いは終始、メタトロンが圧倒していた。破壊ロボの攻撃を難なくかわし、お返しに腕を銃に変えレーザーをばら撒く。
『ぬ・・・ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!このままでは!!!』
レーザーの嵐に晒され、破壊ロボは次第にボロボロになっていく。
ガクン!
そして遂に装甲だけでなく内部にまでダメージが及び、破壊ロボの動きが止まった。
『し、しまったぁ!!!』
「トドメだッ!!!」
メタトロンの両腕から2つの光が伸びる。それは光の剣。それを十字に交差させ、破壊ロボに迫る!これこそ、幾多の破壊ロボを葬ってきたメタトロンの必殺技!断罪の一撃!その名も・・・、
「十字・断罪(スラッシュ・クロス)ッ!!!!」
『の、ノオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!?』
ガキィン!
だが、それは破壊ロボに届くことは無かった。目の前を漆黒の影が飛び出し、防ぐ。その謎の乱入者はメタトロンとは対照的に漆黒の鎧に包まれており、顔はマスクに覆われていた。その人物は、ククク・・・と笑みをこぼし、メタトロンに口を開く。
「久しいな、メタトロン」
「ッ!!?お前は!」
バッ!と、その人物と距離をとる
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ