暁 〜小説投稿サイト〜
機神呼嵐デモンベイン
第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第3話「ロボットものの主人公の初出撃って大体がなりゆきでロボットに乗り込むよね」
[11/11]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
と進んでいく。どこまで向かうのだろうか・・・と思ったら、案外すぐ近くだった。行き止まりだ。そこには大きな魔方陣が書かれた岩が。デモンベインに匹敵するほどの大きさだ。
「・・・ん?何かおかしくね?止まる気配なくね?す、ストップ!ストップぅぅぅぅぅぅぅうぅぅぅぅぅぅうぅぅ!!!!」
 だが、行き止まりだというのに輸送車は進み続ける。ヤバイ・・・ぶつかる!・・・と思ったら、岩の前方に魔法円が輝き、デモンベインを包み込む。そして、オラの視界を光の洪水が・・・。
「んな・・・ここは?」
 洪水が止んだらそこは球状の部屋だった。その中心にはデモンベイン。輸送車はいつの間にか消えている。
「あの岩の内部だな」
「あの岩の!?」
 そう考えても、そこまででかくなかったと思うが?そんなオラの思考を読んだのか、アルは説明をする。
「汝も魔術師の端くれならば、物事を全部ユークリッド幾何学に当て嵌めて思考するのは止めておけ。・・・成程、この空間は魔術装置か。『招喚』の論理が組み込まれている。これならば跳べるぞ」
「すんません、オラに分かるように説明してください」
「実際に見たほうが早い。敵の近くへと向かうぞ!覚悟はいいな!?」
「良い訳ねーよ!誰かァァァァァァァアァァァァァァァァァァァァ!!!ヘールプ!ヘルプミー!プリーズヘルプミィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィイィィ!!!!!」
「汝も男ならば腹を括れ!デモンベイン、出撃!!!!」
「あ”あああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
 堕ちていく、どこまでも落ちていく。眼下には劫火が燃え盛っているようである、そしてデモンベインはそれに飲み込まれ、オラの五感は狂い出した。
 ・・・そんな最中、オラは思う。
 神様よ、アンタはオラがお嫌いか?と。

To Be Countenude・・・。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ