第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第3話「ロボットものの主人公の初出撃って大体がなりゆきでロボットに乗り込むよね」
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ありのままに起こった事を話すぜ・・・、『オラがアル・アジフという女の子とキスをしたら、光に包まれいつの間にか変な黒いピッチリスーツを着て髪の毛が白髪になっていた』・・・何を言っているのかわからねーと思うが、オラも何が起こったのかわからなかった・・・。
頭がどうにかなりそうだった。催眠術とか超スピードとかそんなチャチなものじゃあない。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったゾ・・・。
「オイィィィィィィィィィィィィィィ!!!これどうなってんのォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!?オラまだ21だぞ!?嫌だ・・・この若さで全部白髪とか嫌だァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
頭を抱えシャウトするオラ。・・・マジでどうしてこうなった。あの時・・・たしかアル・アジフと名乗る女の子にキスされて・・・そうだ!!アイツは!!!?
「出て来いィィィィィィィィィィ!!!どこ行ったァァァァァァァァァァァァ!!!!?」
「ここだ」
声が聞こえるものの姿は全く見えない。
「肩を見てみよ」
言われるがままに見てみると・・・。確かに居た。居たんだが・・・、
「随分縮みましたな・・・」
妙にちっちゃくなっております。
「ふ、その代わり汝の魔力は爆発的に増幅した。そう、この妾。魔導書『アル・アジフ』に選ばれた汝は魔術師だ!さぁ、思う存分戦おうぞ!!!」
「おいィィィィィィィィィィィィィィ!!戦うってとんでもない事、オラの意思関係なしに勝手に決めてません!?!?」
オラ困惑。・・・だが、それよりも遥かに困惑している奴が居た。ドクターウェストだ。
「な、なななななァァァァァァァァァァんと!!!あの『アル・アジフ』がこんなじゃがいも小僧をマスターに選ぶとは・・・ありえぬ!ありえんのであーる!う、撃て撃て撃てーい!!!!」
「「「ヤ、了解!」」」
そういって、呆然としていた構成員達に命令。奴等はオラ達に再び銃を向け発砲。
「って撃ってきたぞ!!?おい!」
「うろたえるな、あんな玩具なぞ今の汝に通用せぬ」
彼女がそう言うと同時に背中の羽がオラを包み込み、銃弾をはじき返した。そして羽を一気に広げるとすさまじい風が巻き起こり構成員達を吹っ飛ばす。
「おお・・・」
感嘆の声を上げるオラに女の子はドヤ顔で胸を張っていた。
「お、おのれェェェェェェェェェェェェェェェい!!!!」
それを見ていたドクターウェストは、ギター型ロケットランチャーでオラ達を狙い発射。・・・これは流石にやばいか?慌てて、アルに指示を仰ぐ。
「おい!アルっつったな!どうすりゃいい!?」
「右手に魔力を集中しろ!力を込める感覚ですれば簡単だ!」
言われるがままに右手をかざす。すると右手に魔術文字が浮かび上がった。
「掴め!!」
「ほいっ!」
そ
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