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ウィザード外伝-仮面ライダーサマナー-〜指輪の召喚師〜
Shadow in the Under World
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を完全に消し、サマナーを容赦無く攻撃した。

『コイツ…!?うぐぁああああああああ!!』

ただでさえ何も見えない闇の世界な上に相手は姿を消して視認が出来ないという最悪過ぎる戦況…サマナーはそんな戦いを強いられることになる中、一方的に嬲られる始末、このままでは鈴鳴を救うどころか自分の命さえ危うい…。

『来い!ペガサスッ!!』

『ヒヒィイイイイン!!ブルルルルッ!!』


[PEGASRIZE!]

サマナーは圧倒的に不利な今を変えるためにペガサライズリングという指輪を使用…するとどこからともなく雄々しい翼を生やし、装甲に包まれた全身が眩い白銀に輝く巨大な天馬…サマナーが使役するファントム・サマナーペガサスが降臨した

本来ならば自分のアンダーワールドで生まれたファントムにアンダーワールドを破壊されて死ぬハズが極めて低い確率で稀に抑え込みその魔力を逆に自分のものにしたのが魔法使い…つまりファントムの『なりそこない』であり、サマナーとて例外ではなかった。

『ペガサス!このアンダーワールドを照らせ!!』

『ヒヒィイイイイン!!』

サマナーはペガサスに乗り込み、指示を与えると突如、身体の輝きはますます強くなり、アンダーワールドの闇を全て払うかのように強烈な光を放った。

『オギャアアアアア!!ヒギィイイイイ!!?ギェアア゙アアア゙アアアアア!!』

『見えた!!そこか!!』

姿を消していたメフィストフェレスだったがその隠れるための闇が見知らぬ光(ナニカ)によって無くなったばかりか、全身が少しずつ浄化されて溶け始め、悶え苦しみ出した…どうやらこのファントムは宿主同様、闇の世界でしか生きることが出来ず、光という未知に関しては激しい拒否反応を示すようである…。

『ヴォオ゙オオオ゙オ゙オ゙オン!!』

早くこの侵入者共を排除しなくては…メフィストフェレスは自分にとってはあまりにも危険過ぎる異物と判断したサマナーとペガサスを抹殺すべく、無数の血管を伸ばしたり、血管の手から魔力の弾丸を放ったりと本格的な攻撃を展開していく。

『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!』

しかしそれら全ての攻撃はペガサスによって発せられる光のせいで照準が狂い、掠りさえもしなかった。ペガサスは攻撃を華麗に回避しながら飛翔し、乗り込んでいたサマナーはメフィストフェレスの頭上まで到着した時、ペガサスから飛び降りる…

『はぁああああああああああああ!!』

『ヴォオオオオオオオーーーンッ!!?』

同時にペガサスは自分の身体を分離させ、四本の脚をサマナーの両足に、首を真後ろの方へと倒した状態の胴体を背中に装着させ、翼を大きく羽ばたかせて加速しながら接近し、翼から羽根を
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