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転生とらぶる
マクロスF
0717話
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ッグだけで片付けるのもそう珍しい話じゃないしな」
「……マジか」
「大マジだ。だから、お前は安心して俺をガリア4に送り出せばいいんだよ」

 そう告げるも、それでもまた難しい表情を浮かべるオズマ。

「お前の腕は信用しているし、信頼もしている。だがな、今回の慰問公演に護衛として同行するとなると、フォールド断層を越えないといけない。ガリア4までは主観時間で1日、客観時間だと1週間も掛かる事になる。そうなると、お前のような特殊な事情を持った奴だと色々と不味い事態が起きるかもしれんが……それでも引き受けるのか?」
「ああ、問題無い。それとも何か? まさか俺がいない程度でフロンティア船団を守り抜けないとか言ったりするのか?」
「ふざけるな! 元々アクセルがいなくてもこのフロンティア船団は俺が……俺達が守る気だったんだ。ふざけた事を言ってないで、お前はガリア4に行く準備でもしてろ!」

 そう言われ、会議室を追い出される。
 ま、これで俺に対して変に気を使うような事も無いだろ。
 ……にしても、ガリア4か。今回の海兵隊の件といい、バジュラの件といい……色々と縁のある場所であるのは間違い無いらしいな。

「とにかく準備をするだけ、か」

 呟き、まずは機体の状態を万全にしてもらうべく格納庫へと向かう。
 にしても、機体を持っていくとなるとどう移動するんだろうな? マクロス7で使われていたフォールドブースターとかの性能向上バージョンがあるとかか? ああ、いや。そう言えばVF-25のオプションパックにはフォールドパックってのがあったな。けど、そのフォールドパックを使えば、当然トルネードパックは使えなくなる訳だし……悩ましいな。
 そんな風に考えている間に、やがて格納庫へと到着する。
 そして、目当ての人物は……あぁ、いたいた。

「ルカ、ちょっといいか」
「はい? 何ですか?」

 自分の愛機でもあるゴーストを磨いていたルカが小首を傾げてこちらへと視線を向けて来る。

「シェリルからの依頼でガリア4に護衛として行く事になったんだが、機体の調整とかを頼む」
「え? ガリア4ですか? なんでまたあんな遠くにシェリルさんが?」
「何でも、慰問公演があるらしい。その辺の事情は俺よりもお前の方が詳しいんじゃないか?」

 その言葉で、海兵隊の件に思い至ったのだろう。複雑な表情でこちらを見てくる。

「その、大丈夫なんですか? 色々と悪い噂ばかり聞きますが……」
「だからこそ、なんだろうな。歌で自分達をどうにかしてみせろって言いたいんだろう」
「けど、危険ですよ? 出来ればシェリルさんも行かない方がいいと思いますけど」
「ま、そういう訳にはいかないんだよ。慰問公演の他にも色々とやるべき事があるからな」
「……まぁ、
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