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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第五十八話
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分かった…だけど、また気分が悪くなったらすぐに言ってね。シャーリィに何かあったら…色々大変だから…」
「ぁ…すみません…」
僕の言葉にシャーリィは察してくれたのか一瞬表情を変えて申し訳なさそうにそう言った。
そう…シャーリィに何かあったら本当に色々大変なんである…主に僕の命とセネルのテンションが。
「…そう言えば前に依頼でシャーリィがかすり傷だけど怪我したときに、セネルが一緒について行ってた衛司を襲ってたっけ。『アンタは一体何なんだぁーっ!』って」
「…実に理不尽そうだったけど…あの勢いのセネルはちょっと止めれなかった…」
「思い出させないでよ…本当に理不尽だったんだから…」
前を歩いていたカノンノとメリアが不意にそう思い出したように言い、僕も同じようにその時の事を思い出して溜め息を吐いた。
いや確かに…かすり傷程度だけどシャーリィに怪我をさせてしまったのは僕が悪かったけど……だからと言って、まるで親の仇を見るような目をして『お前は俺が倒すんだっ!今日!此処でぇっ!』と叫びながら魔神拳を連発してくるのは本当に勘弁して欲しかった。あの時クロエが止めに来てくれなかったらどうなってたんだろうと今でも思う。
「お兄ちゃんは本当にもう……本当にすみません…」
「いや、別にいいよ。あの時は僕もシャーリィに怪我させちゃって悪かったわけだし…セネルもあの『お兄ちゃんは心配なんです!』病がどうにかなればまともなのになー…」
『『『あははは……』』』
シャーリィが溜め息と共に再度申し訳なさそうに言い、僕がそれに首を振ってそう言うと皆がなんとも言えなさそうな表情で苦笑した。
僕達は暫くそんな話をしながらシフノ湧泉洞の奥へと進んだ。
────────────────────
「──ハァ…此処が中層の最深部…か…」
「…ハァ…ハァ…此処に…キバが…」
───あれから暫く進み、僕達は中層の最深部の広まった場所についた。
途中、やけに急な流れだった水流やジルディアの影響による異様な空気に足止めされかけた…なんとか辿り着く事が出来た。
それにしても…本当にあの急な水流はなんだったんだろうか…。
「!見てください、アレっ!」
「あの壁…ジルディアのキバだ!もうこんなに浸食が…!」
考えていると不意に届いたシャーリィとカノンノの声に改めて前を見ると…そこには壁のように立つジルディアのキバと、以前砂漠で見た以上にこの中層最深部の部屋を浸食し、白く染め上げられた光景があった。
…浸食が進んでるとは聞いてたけど…まさか此処までとは…。
「…皆…誰か…あそこで倒れてる…っ!」
「えっ!?」
突然のメリ
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