エピソード5 〜入学式のいざこざ
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まだわからないのか、この禿げ
「パワー・ボンドで攻撃の上がったサイバー・オーガ2のダイレクト・アタックで俺は負けていたし、それにその攻撃を防げたとしても、デスサイスが出てこなければ、俺に壁モンスターは居なくて、融合解除でオーガ2体が召喚されて、追撃も防げずに負けていた。
先にやっといて、どの口が批判するんだ?」
「そ、それは全力でぶつかりに言っただけであって、決してそういうわけでは」
「なら、俺がやったこともあんたが言うリスペクトやらに当てはまるよな?
それと今使ったデッキはサイバー流じゃあない。エアトスとデスサイスの能力をフルに活用したデッキだ。サイバーはただ布石だ。ついでにこのデッキは俺の作ったデッキの中で最弱で、所為ネタデッキだ。」
実際は融合召喚もできるがパワー・ボンドは採用しておらず、あくまで墓地融合して、モンスターを除外するだけだ
それとエアトスがどうしても作ってくれと頼まれて作ったデッキで展開力も無いし、効果破壊を苦手とする。まぁ、それでもなかなか強いんだが
「な、何故そんなデッキを…」
「サイバー流のリスペクトやらを真似てみたからだよ。相手を見下し、手加減するデュエルをね」
「リスペクトと手加減することは全くの別物です!」
「違わない。相手に全力を出させ、それ以上の力で捻り潰す。それのどこが手加減とか見下していないとか言えるんですか。」
そこまで言うと反論の余地もなくなったようで悔しそうな顔をしながら、押し黙る校長。
それすら、気にも止めずさっさと校長室を後にする。
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