25ーエキストラトラック (三重奏2)
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相手の方が力は上らしく僕は最後の一撃で弾き飛ばされた。
…まだだ??
僕は飛ばされた勢いをカウンターとして。
「まだまだ…!案外今日が来なくても♪ter(3回繰り返す。)!」
吹っ飛ばされながらもステップを踏み僕は『奏剣』スキルで『ジャスティスラプソディ』を3回決める。
…!まずい。
「くっ??まずい??」
まだ甲冑のHPが4割程残っており僕はソードスキルの硬直時間があった。甲冑の大鎌が僕に迫る。
「くらえ!」
が!その大鎌はエリーシャちゃんが槍でパディ…弾いてくれた。
「ありがとう…!」
「どういたしまして♪」
「これはうかうかしてられないな…」
僕は大鎌を構え直す。そうするとシオンが隣に来て。
「ああ!一気に決めるぞ!」
まず、シオンが突っ込んで、槍を使い甲冑に的確にダメージを与えて行く。
「スイッチ!」
次にスイッチしたエリーが片手剣で綺麗にソードスキルを入れる。カウンターに甲冑から大鎌が来るが…
「口元がちょっとにやっとしそうだ♪Grave!(重々しく、緩やかに)!」
重々しくなった『チャリオットドライブ』の8連撃を無防備の甲冑に叩き込む。
「これで…決まりだ??」
最後にシオンの片手剣が甲冑の腹に入りポリゴンスノーに変わっていった。
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「これか…!えっと武器名も『Twilight』か…」
シオンはさっそくドロップした武器を振って。感触を確かめていた。
エリーシャちゃんも「早く見せて〜!」と言っている。
僕は2人を見て。
「ありがとうね。2人とも。異世界人の僕の世話してくれて…」
「大丈夫だぜ?お前とのパーティもなかなか楽しかったし。」
「私も楽しかったわ!…また会えるわよね?」
エリーシャが暗い顔で見てくる。シオンもそれを少し隠していた。
「また、会えるさ!
…これでさよならだけどまた会えるよ♪てね?最後は笑ってさよならしようよ!」
そう言って僕は笑顔を浮かべる。そうすると2人ともなんとか笑顔を作ってくれた。
僕はエギルからもらった『元の世界の道しるべ』のアイテムの使用ボタンにyesを押す。
そうするとキラキラと僕の周りが輝き。そして。
「またね!…白の剣士!シオン!それに戦場のプリンセス!エリーシャちゃん!」
「ああ!まあ一緒に戦おうぜ!…今度は違うゲームでも共闘しようぜ!」
とシオン。
「じゃあね♪今度はちゃんとスノーの歌。聞いて見たいな♪戦闘中じゃなくて。」
とエリーシャ。
「ああ!…またね!」
光は強くなり僕を包んでいった。
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