第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第2話「夜歩く時は、空から降ってくる女の子とそれを追っかけるキ○ガイに注意すべし」
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んのォォォォォォォォォォォォォ!!!?早くしないとオラ達蜂の巣だゾぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!さっきのように魔術でヘルプミー!プリーズヘルプミー!!」
空気読めねーのか!?このお嬢さんは!!!?
「いいから答えよ。人間、名は大切だ」
「馬鹿かテメェはァァァァァァァァァァァァァァァァァ!この状況分かって言ってんのかァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!ってか、名を名乗って何とかなんのかよ!?」
「なる!いいから早く答えよ!!!」
そうこうしている間にも死のカウントダウンは少しずつ近づいていっている。
「『書』さえ手に入れればいいのである!さぁ、やっておしまいっ!」
「「「あらほらさっさー!」」」
・・・こうなりゃ覚悟を決めるっきゃねー!ガチギレ気味に叫ぶ。
「オラは神之介!野原神之介だ!!魔術師でもなんでもない只の何でも屋だ!!!名乗ったんだから何とかしやがれ!!!!!」
「そうか、ならば野原神之介!妾は汝と契約する!!!」
契約?What?そう聞こうとしたオラの頭を自分の前に抱き寄せ・・・あれ?唇に儚くやわらかい感触が・・・。ってこれキスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!?お・・・オラのファーストキスが・・・(泣)
「んなっ!!?」
「な、何であるかあの光は!!!何が起きて・・・」
次の瞬間、光の洪水が辺り一帯を白く染め上げる。目も開けられないほどの閃光、白い闇。その中でオラは−
「野原神之介!我が名をしかと心に刻み込め!」
女の子の声を・・・
「我が名は『アル・アジフ』!」
聞いた。
「アブドゥル・アルハザードによって記された、世界最強の魔導書なり!!!」
−久遠に臥したるもの、死する事無く、怪異なる永劫の内には死すら終焉を迎えん−
「な、なんであるか彼奴の格好は!!?」
光が止むと同時に、キチ○イもといドクターウェストの指摘を受け自分の体を見る。・・・オラはぴったりとした黒いボディースーツに全身を包まれていた。そして、それにこれは何だろう・・・背中についてあるのはマントか?いや、羽か?よく見たら魔術文字が浮かび上がっているので魔導書のページだと思う。窓ガラスに自分の顔が映っていたので見てみると・・・。
髪は白銀のように真っ白なロングヘアーとなっていた。・・・ロングヘアーなら問題はないが・・・髪の色が問題だ・・・、爺さんのような真っ白な髪になっているのである。
「・・・何じゃこりゃアァァァァァアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
本日何回目になるだろうか?オラのシャウトが夜のアーカムシティに木霊するのであった・・・。
To Be Countenude・・・。
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