第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第2話「夜歩く時は、空から降ってくる女の子とそれを追っかけるキ○ガイに注意すべし」
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マジでえらいのと関わっちまったよオラどないしよ。
「ともあれ青年よ。どうしても我輩の邪魔をすると言うのなら、死して我輩とブラックロッジの糧となるのがモアベターな選択と言えようッ!貴様達の死を乗り越えて、我輩は又一つ大人になった!さらば少年時代!一夏だけの淡い恋心!アイムロックロール!!!」
一通り叫ぶとそのキチ○イは何を考えているのか、バイクに載せられていたギターケースを肩に担ぎ・・・、
「レェーッツ、プレイッ!!!」
シャウトと共に開いたギターケースの穴からロケット弾が・・・。どういう原理なんだよそれ。
「何じゃそりゃァァァァァァァァァァァァァァァァアァァアァァ!!!!!」
こっちもシャウトしながら女の子を担ぎ逃げ出す。
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
「どああああああああああああっ!!!?」
直後に爆発の衝撃と爆風に煽られ、オラの体が宙に舞った。とっさに女の子を庇い、地面を転がる。
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!
その直後、キチ○イの周りの覆面男がマシンガンを掃射。
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!」
現状を言葉で表現するなら、阿鼻叫喚・地獄絵図だ。近くにいた通行人たちは悲鳴をあげながら逃げていく。オラも、必死で逃げ回る。
「追えっ!追うのであるっ!全ては我らがブラックロッジとそしてこのドクターウェストの偉業のためであーる!」
アレもブラックロッジの一員んんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!?裏社会の人材不足はそれほどまでに深刻化してやがんのかァァァァァァァァァ!!!?オラとしては職安に求人募集を出す事をオススメしたいゾ!マジで!!!
「ってか・・・オラが何をしたァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
半ばキレ気味でシャウトしながらオラは逃げて行ったのだった。
「こ、ここまでくれば大丈夫か・・・?」
息を切らせながら、追っ手の気配がないことを確認し、女の子を地面に下ろす。
どっかの路地裏っぽいが・・・随分遠くまで来たもんだ。かなりわき目もふらず走ったからなぁ。・・・しかし、何でこんな目に・・・?
「この子を追っかけてきた見たいだけど・・・」
そういって、オラは女の子を見る。冷や汗は相変わらずだが、顔色はだいぶ良くなっている。
「しっかし・・・この子魔術師かな・・・?もしそうなら本物に会うとは思っても見なかったゾ」
先ほどの女の子の行動を見て呟く。空から降ってきたり、障壁張ったり、人を吹っ飛ばしたり。あれは魔術の力だ。もし、魔術師ならばこの子の神秘的な雰囲気もブラックロッジに追われているのも納得がいく。
「んっ・・・」
お?起きたようだ。
「よお、気がついたか?」
「ここは・・・?」
ムクリ
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