暁 〜小説投稿サイト〜
明日はきっと
チャプター17

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彼はぴくりぴくりと動いている彼女の体を見つめていた。見れば見るほど白くて美しい肢体である。
彼女の肉体は頭の先から爪先までぴんとはりつめている。
ブイゼルは彼女のつま先から上に上がって行くように見いっていた。
まずは細く無駄な肉の全くついていない脚がしばらく続く。
次に彼女の性器を境にベージュ色っぽい平原が広がる。腹はぴんとはりつめている。
さらに上に行くと彼女の顔がある。まだ彼女は余韻を楽しんでいるようで光悦の表情をしている。見れば見るほど天使のような顔だ。
こんな素晴らしい女の子の近くにいられて自分が幸せだと再び意識し始めた。
彼女が目を覚ましたのはそれほど時間はかからなかった。目を覚ました彼女は自分の肉体をまじまじと見つめているブイゼルを見て赤面する。しかしその恥ずかしいことを決して口には出そうとしない。
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