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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第五十七話
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」
「……自慢の彼氏…♪」
「あの…二人とも…褒めてくれるのは素直に嬉しいけど…正直恥ずかしい」
そんな事を考えていると僕の両隣に居たカノンノとメリアがまるで自分の事のように胸を張ってそう言った後、二人共ほぼ同時に僕の両腕に抱きついてきた。
いや、本当…嬉しいけど、今依頼中だからね二人共。
「あはは…モテモテだね、衛司君は」
「…すみません、ニヤニヤしながら言うのは本当に勘弁してください」
僕の両腕に抱きついた二人に苦笑いしていると、イアハートがその様子をニヤニヤとしながら見てそう言って来たので、思わずそう言葉を出す。
うん…なんでこう…彼女達は他に人が居ても此処まで積極的なんだろうか…。
「あ〜ぁ…目の前でこんなに見せつけられるんなら、私も『彼』を連れてくれば良かったなぁ…」
「だからすみません…。…『彼』って前に言ってた…?」
「うん。私の大切な…『グラニデ』のディセンダーだよ」
ニヤニヤとしたままそう言葉を出したイアハートに思わず苦笑していると、不意に思い出した『彼』という単語に聞くと、イアハートはコクリと頷いてそう応えた。
一度、イアハートから聞いたけど…今の話から分かるように、どうやらイアハートは『グラニデ』のディセンダーさんと付き合っているらしい。
本当はその『彼』も連れてくるつもりだったらしいけど…なんでも『彼』指名の依頼が多くて一緒に来れなかったらしい。
「あ〜ぁ…本当、こうやって平然と目の前でイチャつける三人が羨ましいなぁ〜」
「本当に勘弁してください…。ほら、二人もまだ後一匹探さないと行けないんだからそろそろ離して…」
「……キスしてくれたら…離す…」
「あ、じゃあ私もメリアと一緒で♪」
「ちょ、二人共何を…っ!?あぁ、イアハートさんの目がなんかハイライト消えて凄く怖いことになってるから本当に離れてぇっ!!」
──この後、二人にはちゃんと離れてもらってブロッサム残り一匹を無事討伐しました。
え?別に何もナカッタヨー…。
────────────────────
「──あら、ちょうどいいタイミングで帰ってきたわね、衛司達」
「ただいま、アンジュ。ちょうどいいタイミングって…?」
──『桜狩り』を終えて船に戻るとアンジュとリタの二人がなにやら話しており、アンジュが僕達に気付いてそう言葉を出してき、僕は返事をしながらそう問い返した。
「いいタイミングっていうのはアンタ達が依頼にいってる間にドクメントの転写実験の準備が出来たのよ」
「準備が出来たって…完成したの?」
「それを調べる為の実験なんだけど
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