暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos32神さまにお願いしよう〜Interval 1〜
[4/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
んが「わたしにもー」って言うけど、シャマルさん達が「ダメです」って即却下。
「そんなにアカンやつなんか・・・」
「ほら、シャルちゃんもそのデータ消して」
シャルちゃんの携帯電話に手を伸ばしながらそう言うと、「やっぱり・・・ダメ?」シャルちゃんが可愛らしく小首を傾げてそう訊き返してきた。いいよ、って頷きそうになったけど、「ダメ」写真を見た私たちは改めて却下を下す。
「シャルちゃんは素で可愛いんだから、そんなことをしなくても問題ないよ?」
シャルちゃんは確かに可愛い。だから普通のアプローチでも十分通用すると思う反面、チラリとはやてちゃんを横目で見る。はやてちゃんもルシル君のことをひとりの男の子として好きみたいだし。初めて会った時は、弟、って言ってたけど。
(シャルちゃんがルシル君に告白しちゃうから・・・)
それで自覚しちゃったんだね、はやてちゃん。そんなはやてちゃんはヴィータちゃんに携帯電話を渡して写真を撮ってもらってた。シャルちゃんとは違って清楚な感じで。ルシル君はどちらかと言えば、今のはやてちゃんの方が好きだと思う。
「ほら、着崩してる着物もちゃんと整えて」
流石というかすずかちゃんは手慣れた様子でシャルちゃんの着崩れた着物を直して、私はシャルちゃんから受け取った携帯電話からダメなデータを消す。データの中にはシャルちゃんらしい元気いっぱいの写真があった。これだよ、シャルちゃんって言えば。
そんなこんなで撮影会も終わって、改めてルシル君とザフィーラさんの待つ応接室へ。
「「「「「「お待たせー!」」」」」」
「ごめんなぁ、ルシル君、ザフィーラ」
「・・・おお、みんな似合っているな! な、ザフィーラ?」
「ああ。我が主、お綺麗ですよ。皆も綺麗だ」
ルシル君と狼形態のザフィーラさんが私たちみんなの着物姿を褒めてくれたから、大人なリインフォースさんとシグナムさん、あと背伸びしてるヴィータちゃん以外のみんなで「ありがとう!」お礼を返す。
「ねえねえ、ルシル。どう、私、可愛い?」
そんな中でシャルちゃんはルシル君にピトッと体を寄せて、自分だけ改めて褒めてもらおうとした。ルシル君は若干引き気味に「普段着ない服だからな。新鮮で、いいな」ってシャルちゃんの頭を撫でた。シャルちゃんは「はにゃぁ〜ん?」両頬に手を添えて、嬉しさで小躍り。でも・・・「可愛い、とは言わなかったわね」アリサちゃんがボソッと呟いたから、「うん、だね」って頷き返した。調子に乗らせる、とでも思ったのかな、ルシル君。
「ルシル君、ルシル君。あんな、わたしは・・・どうやろ?」
「ああ、すごく似合っているぞ。日本人だからかな、とても綺麗だよ」
「っ!」
ボンッと爆発したかのように一気に顔を赤くした
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ