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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos32神さまにお願いしよう〜Interval 1〜
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†††Sideなのは†††
“闇の書”の復活を企んでいたマテリアルを全基打ち倒した私たち。そしてその最後に私たちは、半年前にジュエルシードを巡って争った魔導師、テスタメントちゃん――本当の名前をステアちゃんの残滓と相対した。
私たちはステアちゃんと改めてお話をして、友達になることが出来た。たとえ残滓であってもステアちゃんは最後まで優しかった。私たちを苦しませないように最期の最期まで配慮してくれて。笑顔を見せてくれた。
「「「「明けましておめでとう!」」」」
だからお別れからまだ数時間しか経ってないけどみんなで明るく笑っていられる。そんな私たちは今、アリサちゃんのお家に居る。“闇の書の欠片事件”と名付けられた今回の事件の終わり――ステアちゃんが消滅した後、私たちはみんなで泊まることの出来る広さのある家、アリサちゃんのお家へとやって来た。
すでにアリサちゃんのお父さんやお母さん、そして私たちを深夜にも拘らず臨海公園にまで迎えに来てくれたバニングス家の運転手さん――鮫島さんには魔法関係のことはお話ししてあるから、詳細な説明をすることなくアリサちゃん家にまで迎え入れてもらえることが出来た。
そして私たちは夜も遅くて疲れ果てていたこともあって、客室に案内されるとすぐにバタンキュー。そうして1月1日の朝・・・えっと、8時半、今こうしてみんなでお正月の挨拶をしてる。
「「明けまして、・・・おめでとう・・・?」」
フェイトちゃんと子犬フォームなアルフさんを抱っこしてるアリシアちゃんが小首を傾げるから、私とアリサちゃんとすずかちゃん、そしてはやてちゃんはハッとした。すずかちゃんが「もしかして、この挨拶って・・異世界には無い、のかな・・・?」ってシャルちゃんにフェイトちゃん達、そしてヴィータちゃん達といった異世界出身組にそう訊くと、フェイトちゃん達はコクリと頷いた。
「新年明けはお祝いの日っていう概念はミッドにもあるけど、特別な挨拶は無いって思う・・・」
「んー・・・ベルカでもそうかな。ルシルはフェティギア出身らしいけど、どうなわけ?」
「フェティギアも年明けは祝いの日だが、特別な挨拶は無いよ」
フェイトちゃん、シャルちゃん、ルシル君の順にそう教えてくれた。フェイトちゃん達の生まれた環境のお話を聴けて嬉しいな。とここで「新年が明けたことのお祝いの挨拶なんよ」はやてちゃんがそう話す。そして「そんじゃ改めて。明けましておめでと!」アリサちゃんが挨拶。私たちは一度顔を見合わせてから「おめでとう!」みんなで挨拶を返した。
「あ、そうだ。ねえ、はやてちゃん。はやてちゃん達って今日の予定・・・なんか決まってる?」
日本人として1月1日にやることは決まってる。初詣だ。私とアリサちゃんとすずかちゃんはずっと以前から一緒に初
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