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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第7章:過去から未来への歴史
第17話:田舎に泊まろう
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!』

これがミネアとリュカの馬鹿会話だ。
だが、それだけで終わらないのが馬鹿共の集い……
参加しようとする馬鹿も居るから、騒動が広がる。

『ちょっと私も混ぜなさいよ! 姉を蔑ろにするなんて、とんでもない妹ね!』
と妹と張り合う姉が騒げば、
『だったら私も参加させろ! 私だってこの時代に残る者の一人なんだから、条件はお前等と同じだぞ!』
と真面目だったラピスが、色惚けた事を叫び出す。

『お前等調子乗るな! リュカは私の旦那なのよ……私が参加する事が大前提なのよ!』
いや違うだろ! この馬鹿げた騒ぎを終息させろよ……とツッコむのもアホらしく思えるビアンカの参加表明。
そしてワイワイガヤガヤと一軒の民家に姿を消して行く。

頭痛のする頭を押さえながら残された者達に視線を向けると……
『じゃぁ俺達はハバリアの宿屋で楽しむか』
『そうね……この村の宿屋よりかは防音性に安心できるでしょうからね』
『やぁねリューノさんてば……そんなに大きな声を出すつもりなの? ちょっと下品すぎますわよ』

『あ〜らマリーさん、それは勘違いですわよ。大声を出すのはウルフ様……私達のテクで悶絶するウルフ様の事ですわよ! お〜ほっほっほっほっ』
『それは失礼しましたわ。私達姫君が、大声を出すなんて有り得ませんものねぇ。お〜っほっほっほっほっ!』

『十分大声出してんだろ……』
とウルフは言い残し、俺の前からルーラで飛んで行ってしまった。
勿論、彼女を二人連れ立って。

『わ、私達は……この村の宿屋で……問題ないよな? べ、別に……そう言う……事とか……ないし……なぁ、アロー?』
『え? ま、まぁ……そうだねリューラ……オイラ達は……まだ……だもんね』
『ま、まだって……やっぱりアローも……したい……の?』
『え!? い、いや……その……そりゃ……でも違うから! だってオイラ達はまだ子供だし……その……ねぇ?』
『やだ……アローの……えっち』
『ち、違うって……そんなんじゃ……なくて……ごめん』

そんな青酸っぱくイライラする会話をしながら、アローとリューラはお手々繋いで宿屋へと消えていった。
色惚け共を見ても苛つくが、青臭いガキを見ても苛つくのは何故だろう?

デスピーSIDE END



(コーミズ村)
アローSIDE

リュカさんは怖い。
何が怖いって、色々だ……

昨晩はコーミズ村の宿屋に宿泊したのだが、個室があるわけじゃないので大部屋で雑魚寝状態だった。
リュカさん関連とアニキ関連は各々別の場所で寝る(多分寝てない)事になり、この宿屋にはオイラ・リューラ・デスピー・ロザリー・シン・シンシアの6名で宿泊。

皆、疲れていたのか……横になって直ぐに寝息が聞こえてきた。
戦闘はしてな
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