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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第438話】(18禁)
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 月明かりが射し込む深夜一時、そろそろラウラが来る頃かと思うと既に俺の欲望の塊は臨戦体勢に入っていて、身体に掛けてあるシーツは一部テントが張ってある状態だ。

 ティナ、シャルと続いてラウラと――女誑しにも程があるが、もう性欲に関しては抗える状態ではなく、一度してしまったという事もあってか俺の中での歯止めが利かなくなってきていた――と、ドアの開閉音が聞こえた。

 そして、室内に響く足音と共にラウラが姿を現す。


「す、すまない……遅くなってしまった。 し、シャルロットが中々寝付けなかった様でな、抜け出るのに苦労した……」


 申し訳なさそうな表情のラウラ、眉根は下がっていて俺を待たせた事で怒ってないかという思いが表情に表れている。


「大丈夫だ、だからそんな顔するなよ。 ……ほら、ラウラ」


 言ってからベッドの横を叩くのだが、ラウラは来る様子も無く、頭に疑問符を浮かべていると――。


「そ、その、だな……。 し、シャワールームに行かないか? あ、あそこなら……声が出てもあまり気付かれない様だし……た、試してみたのだ……」


 真っ赤になり、指を弄ぶラウラ――試したとはシャワールームで大きな声を出してみたのだろうか?

 真実はわからない為何とも言えないが、俺は同意の為頷くとそのままベッドを降り、二人分のバスタオルを取り出す。


「先に行っててもいいぞ?」

「ぅ……む。 ――だ、だがやはり嫁と共に入るのが慣わしだと思うのでな」


 そう言って律儀に待つラウラ、こういう所も非常に可愛く見える――転入当時のラウラと比べたら、そのギャップ差で落とされる男子は無数だろう、生憎と男子は二人だけだが、用務員さんを除けばだが。

 バスタオルを用意すると、俺とラウラは脱衣場兼洗面所へと移動――明かりを点ける、僅かにラウラの頬に赤みが射していたが、戸惑うこと無く着ていた制服を脱ぎ、下着を脱ぐと一糸纏わぬ肢体を晒した。

 ラウラは俗に言う幼児体型だが、やはり胸は少し出ているし、女性らしさも出ている、幼児に興味は無いが、ラウラは別だと言っても過言ではない――俺自身、ラウラにも少なからず好意を抱いてる、無論ラウラだけではなく他の子にもだが――それが他の子を傷付けてるって事実も理解はしてるが、誰かを決めるというのは中々に難しいのが俺にとっての現実だ。

 誰しも良いところもあれば悪いところもある、だが人を好きになるのはそれを全て含めてその人を好きになるって事だと思う――勿論、この考えが絶対正しい訳ではないし、人の数だけ考え方も無数に存在している。

 そんな考え事をしながらラウラを見ていると、恥ずかしそうに大事な箇所を手で隠しながら俺を見て――。


「ば、バカ者……ま、前に
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