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東方大冒録
フォートレス、インファイト、ファンネル、ジェット。(設定に修正あり)
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うだが、ルーミア、リグルのマガイモノは、回避できずもろに被弾する。そのまま近くの木まで吹っ飛ばされ、そいつらはそのまま意識を失った。

「……、ふん」

まったく、口だけとはこのことか。そう思いつつ暗基はチルノのほうを向く。

「ぬぬぬぬ〜!! もう許さ」

ない、とチルノが言おうとした瞬間、


チルノの目の前に、暗基が迫っていた。


手足に赤い霊力をまといながら。

「!!?」
「霊拳『ソウル・インファイト』!!」

スペルを唱え、暗基はチルノに思いっきりアッパーをブチかます。すると、まさに「バキィ!!」という効果音が正しいであろう。そんな音を出して、チルノの頭の一部が吹っ飛んだ。

「あ……、が……?」

一瞬何が起こったのかまるでわかっていないのか、チルノが固まった。そして、

「くたばれマガイモノ!!」
「!!!」

チルノに正拳突きを食らわせ、チルノは粉々になった。

「あ……、ち、チルノちゃん……?」
「……、だめだ! 逃げよう大ちゃん!! こいつには勝てない!!!」

ミスティアがさすがに危険だと思ったのか、大妖精の腕をつかんで空を飛んで逃げようとする。しかし、それはすでに遅かった。

「逃がさねぇよマガイモノ」

相手を威圧するかのような低い声を、あのスペルカードを取り出しながらだす。そして、スペルを放った。

霊爆『ソウル・ファンネル』

無数のファンネルが暗基の周りに浮かび上がる。その間もミスティアは少しでも遠くへ逃げようと飛び続けている。

「……、いけ、ファンネル。おれの仲間を侮辱した、あいつらを粉々にしろ!!!」

そう叫ぶと、ファンネルたちがミスティアたちのところへ超高速で飛んで行き、

「!!!!!」
「!!!!!」

ファンネルは、ミスティアと大妖精に叫ぶ暇を与えなかった。









































「ふぅ、終わりっと」

戦いを終えた暗基は、また疲れたと、その場に座り込んだ。

「とりあえず今は怒りのままにあいつらボコボコにしたけど、次は冷静に戦わないとなぁ……」

とつぶやくと、

「零、初戦闘お疲れ様。なかなか怖いところあるのね」

紫が現れた。

「見てたのか?」
「えぇ。それはそれは楽しませてもらったわ」
「そりゃよかった。ところでなんか用事か?」
「えぇ、貴方の仕事、まだ終わっていないのよ」

そういうと紫はまた白い紙を渡してきた。今度の紙は、スペルカードのように小さなものではなく、見た感じA5サイズの紙だ。

「これに、マガイモノを封印
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