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東方大冒録
フォートレス、インファイト、ファンネル、ジェット。(設定に修正あり)
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な反応をしている。ということはつまり……)

暗基が考えていること。それは、自分の能力「ありとあらゆるものを普通とみなす程度の能力」についてだ。ミスティアのマガイモノが夜雀の能力を発揮したとき、自分は夜盲症になりかけた。というかなった。しかし、すぐに解除され、はっきりとバカルテットたちが見えている。そこまではまぁべつに問題はない。しかし、そこからだ。ミスティアのマガイモノたちには、いまだに暗基に能力が聞いているというように見えているようだ。つまり、相手をだましていることになる。

「なるほど……。よくわかった。じゃ、こちらも反撃と行こうか」

すると暗基は先ほど作ったばかりのスペルカードを取り出した。

霊塞『ソウル・フォートレス』

これを唱えたと同時に、暗基は弾幕の嵐をかわすことをやめた。























「よーし、うまくいったねぇ!!」

ミスティアの声と同時に他の4人はうんうんうなづく。暗基がいた場所からは、あまりにも弾幕が激しかったからなのか、砂埃が巻き上がっている。

「やっぱりみんなサイキョーだ! 一番はあたいだけど!!」
「はいはい。わかったわかった」

などと話しているうち、砂埃が消えた。そして、5人から笑顔も消えた。

「あぁ〜、いてぇじゃねぇかちくしょーが……」

暗基が、たっていたのだ。しかし、先ほどの姿とは少し違い、身体に青白くゴツイ鎧を装備していた。

「な、なんで!? あたいたちさいきょーのはずだよ!!?」
「あぁ、確かに最強だ。だがお前ら、少し足りないな」
「な、なにがだ!!」
「何がって? そりゃあ、そうだな……」

そういうと、暗基は両腕を前で組んだ。そして、

「ちゃんとした確認、とでも言っておこうか、ね!!」

そう叫び、続けて、

「ダメージ……、開放!!」

続けて叫んだ。すると、暗基が装備していた青白い鎧が突然光り始め、えげつない量の弾幕を展開し、5人に向かって飛んでいく。

「なっ!? カウンター!!?」

霊塞『ソウル・フォートレス』。それはまさに攻撃を防ぎつつ、反撃する要塞のごとく。自分が受けるダメージを1/50まで減らし、本来受けるはずのダメージ×10倍のパワーで弾幕を相手に打ち込むカウンタースペルである。ちなみに放たれた弾幕は、夢想封印「妖」よりも優れ、敵に当たるまで追尾し続ける。

「うわわわわ!!!?」
「みんな避けて!!」
「「「わかってるよ!!」」」

全員必死に回避を試みるようだが、このスペルの追尾性能をなめてもらっては困る。

「むぎゃー!!」
「うあぁー!!」

チルノ、大妖精、ミスティアは何とか回避できているよ
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