第一部『I AM PROVIDENCE〜機神爆誕!魔を断つオバカ伝説の始まりだゾ〜』
第1話「始まりってのはいつも唐突に起きるもの」
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「美味い美味い、ライカさんの料理は最高だゾ」
「褒めてくれてありがと。作った甲斐があったわー」
作ってくれた料理をかっ込みながらオラは、ライカさんに感想を述べる。
改めて説明しておこう、彼女の名はライカ・クルセイド。シスターで、オラがこの街『アーカムシティ』にやってきてからの知り合いだ。彼女は、この教会で身寄りの無い子供達を引き取って育てているんだゾ。
ちょっと変な妄想をしてそれが基で暴走しちゃうこともあるけど、基本はおっとりとして優しい性格なんだゾ。美人な上に、ボンキュッボンなダイナマイトボディ・・・あ〜、ここに来て良かったな〜えへへへへ〜。
「神之介ちゃん、顔がにやけてるけどどうしたの?」
「いや〜、ライカさんの美しさに見惚れてるだけだゾ」
首をかしげながら聞いてくるライカさんにオラはそういうと、彼女はもう、からかわないの!と顔を真っ赤にして反論した。・・・恥らう姿もかわええなぁ。
「っと、そうこうしてる内に食った食った・・・」
「お粗末様でした〜♪さて、神之介ちゃんお話があるんだけどいいかしら?」
「お?何々〜?」
改まって、オラにそういうライカさん。・・・こりゃアレですか?告白ですか?プロポーズですか?・・・いやぁ、オラにも春が来ましたなぁ〜。なんて事を考えていると。
「単刀直入に言います。・・・働けよ」
「またそれですかコノヤロー」
これほど単刀直入なのってあった?嫌、ないわ〜。
「またそれって何ですか!大体、仕事って言ったってボランティアに近いものじゃないですか!ごみ拾いやら、掃除やらなんやら!」
「あのねぇ、ライカさん。それが万事屋の、オラがやってる仕事なの!これで金貰ってんの!んで、これで光熱費やら水道代やら払ってるの。OK?」
ライカさんの言葉に、オラは反論する。またもや説明となるが、オラがやってる仕事・・・それが何でも屋だ。先ほどライカさんが言ったように、ごみ拾いや掃除は勿論、浮気調査や人探し等など、探偵みたいな事まで『何でもやる』・・・ってのがオラの仕事。あ、幾らなんでもやるとは言え、殺しとかそういった物騒なのはやらないよ。
だけど、最近後者の方はまったくと言っていいほど無く、前者の依頼だけがオラの所にやってくるのみ・・・まぁ、金とかは入ってくるが、額は少なく、光熱費やら電気代やら家賃やらに消えてしまうのである・・・。ヤンナルネ。
「そんなのお仕事とは言いませんー!いいですか、仕事と言うのは一生懸命コツコツコツコツやってこそ仕事と呼べるんです!第一・・・(長くなりそうなのでカット」
そういって、オラにくどくどくどくど説教。流石のオラも我慢が出来なくなって、叫ぶ。
「だァァァァァァァァァァァァァァ!もう、うっせーなァ!いいもーんだ、み○もーんた!これからもずーっと未来永劫メシをた
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