初出撃
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俺は、悠隊長の手を見てふと思った。
「隊長、銃撃ったこと無いですよね?」
悠「何をいってるんだ?どうしてそんなこと?」
「だって隊長の手、銃を握った痕がないんですもん」
晶「そりゃ、俺もだし唏新もだよ?」
「どうしてですか?」
悠「1年も任務行ってないからな」
「え!?」
悠「そのまんまの意味」
楽が質問をして来た。
楽「いつも何やってんですか?」
唏新さんがPCで作業しながら、答えた。
唏「作業とか訓練とか、だな」
そして眼鏡をクイッと上に上げた。
「緊急要請とかは?」
なぜか必死になって質問していた。
晶「無いぞ、絶対」
腕を組んで、パイプ椅子にすわりこむ
もう質問する事がない
悠「まぁ、そんな落ち込むな!今度いい女紹介しt・・・・・・」
基地全体にアラームが鳴った。
悠「何だ?」
『第三遊撃部隊、及び第二遊撃部隊、戦闘準備をして表へ出ろ!』
悠「???それだけ?」
「訓練とか?」
唏「そんな予定は、入ってないな」
唏新さんが、手帳を見てそう答える。
悠「兎に角、準備をしろ!」
俺達は悠隊長に言われるがまま、準備をした。
俺は突撃兵が着用する服を着て、防弾チョッキを着た。
昌「それ着るのか?こっちの工作員用のチョッキはそっちのよりも5kg軽い、お前さんが着てるチョッキの5kgは余計だ」
「確かに機動性ならそっちですけど、やっぱりこっちにしておきますよ。」
昌「なんだ?ビビりか?」
「別にそんなんじゃあ???」
俺らの荷物は、そんなに多くは無いのだが、一人大荷物を持っている人物がいた
唏「暗視ゴーグルよし、水筒よし、ヘッドライトよし、ブツブツ」
もの凄い速さで確認をしている。
昌「気持ち悪いだろ?でも一回アイツが持ってきた、ストロボで助かったんだよな」
楽「へぇ〜」
楽が感心していて、全然準備が進んでいない。
「じゃあ、俺はこれだな」
俺が手に取った銃は、M4A1にサイトがついてあるものだった
そして、昌太さんが手に取った銃は、M16A4にサイトが着いていて、銃床にドクロのマークがあった。
「何ですか?それ?」
ストックを指を指して言った
昌「これか?へへっ、良いだろ?」
そう言って昌太さんは外に出て行った。
悠「楽、これ」
楽に銃を手渡した。
楽「どうもです」
楽の銃はスナイパーライフルだったが、スコープが着いていなかった。
悠「これしか無いんだよね〜」
楽「大丈夫ですよ」
楽が銃を舐めるように見ている。
楽が「こりゃぁすげぇ」とか言っている横で俺はストロボと
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