第六十三話 Dynamo
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ダイナモ「まさか、あれを造ったのはあんたなのか?」
「造った…うん、まあね。どうやらウィルスを浴びていた状態で頭を吹っ飛ばされたから暴走したらしいね」
ダイナモ「ああ、あれか…」
シグマウィルスとゼロウィルスを取り込んでいた途中でメモリーを破壊されたから人格が変化したのだろう。
女性が手を翳すとルインのアーマーがいつもの朱いアーマーに戻り、女性は直ぐさまOXアーマーのプログラムを変化させると、ルインに再び戻す。
「さてと…君もこれで懲りたでしょ?イレギュラーハンターやシグマの目の届かない場所に送るから次からは気をつけるんだね」
ダイナモ「あんた何者だよ?見たところ人間のようだけど…違うだろ?」
「正解、でも教えられないの。悪いけど君の記憶は改竄させてもらうよ。君の口から漏れてルインちゃんがイレギュラー扱いされたら堪らないからね」
ダイナモ「はっ!?ちょ、ちょっと待て!!」
「待たない♪」
女性が手を翳すとダイナモは光に包まれ、空間から消えた。
「さて……後は頑張ってね…ハンターベースの皆の記憶は改竄しておいたから…」
女性がルインに手を翳すとルインの姿が消えた。
「あ…ヤバ、ルインちゃんの記憶を改竄するの忘れてた……」
顔を青ざめさせながら呟く女性。
ライト「女神殿…」
呆れたように女性もとい女神を見遣るライト博士。
「んあああ…どうしようどうしよう…」
ライト「大丈夫です女神殿。ルインなら…エックスもいるのですから……」
「そうだね…エックス君に任せよう。何だか娘を嫁に出す気分だよ……任せたよエックス君…」
女神はルインをエックスに任せて、ライト博士と共に空間の奥へ歩みだした。
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