第六十三話 Dynamo
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
愛い顔してとんでもない奴だったな…さあて、お次はルナちゃんかな?またあの能力を見れれ…ば…?」
ダイナモは足を何かに掴まれたような感覚を覚えた。
ふと、足元に目を遣ると、切断されたルインの右手がダイナモの足を掴んでいた。
ルイン『ふふふ…』
ダイナモ「なっ!!?」
ルイン『はーっはっはっは…』
頭部を失った胴体が右腕と接合し、更に残りの両断された四肢も接合、頭部が凄まじい勢いで再生していく。
ダイナモ「ば、化け物かあんたは…!!?」
ルイン「我が化け物?違う、我はメシアなり、ククク…ハーッハッハッハッハ!!」
狂ったように笑うルインにダイナモの背に冷たい何かが走る。
ダイナモが注意深く見ていれば、彼女の言葉遣いが変わり、瞳の色がいつもの翡翠ではなく血のような紅になっていたのに気づけたかもしれない。
ダイナモ「じょ…冗談じゃない……無茶苦茶だ。メモリー吹っ飛ばしても復活する再生能力に加えて回復&パワーアップ能力なんてチートとかそんなレベルじゃないよこれ…。こっちもマジで戦ってるって言うのに全然勝てる気がしないよ…」
ルイン「ふはははは!!」
チャージセイバーを繰り出すルインにダイナモは跳躍してかわし、バスターをルインに当てるが、直ぐさま再生してしまう。
ルイン「ククク…メシアたる我にその程度の攻撃が効くと思うのか?答えは否…」
ダイナモ「あんたのどこがメシアなんだ…俺から見てもあんたはメシアどころか悪魔にしか見えないけど…(逃げなきゃ…こんな化け物相手にしてたら命がいくつあっても足りないよ。)」
下手をしたらシグマ以上の怪物であるルインをこれ以上相手にするのは無謀だ。
ダイナモはそう決断すると簡易転送装置を利用してその場を去ろうとするが…。
携帯端末をルインがΩナックルで奪うと同時に握り潰す。
ルイン「逃がしはせん。ここで確実に仕留めてやろう」
ダイナモ「チッ…勝つには再生出来ないほど粉微塵にするしかないか」
アルティメットセイバーとDブレードがぶつかり合う。
出力ではほぼ互角だが、最早ダイナモでも防ぐのがやっとなくらいルインはウィルスを喰らい、パワーアップしていた。
ダイナモ「くっ…やべえ…ウィルスでパワーアップするなんて反則過ぎだろ…」
ルイン「砕け散れ…アースクラッシュ!!」
繰り出されるアースクラッシュ。
今まで放たれたアースクラッシュとは隔絶とした破壊力を誇っていた。
あの衝撃波をまともに受ければ言葉通り砕け散るだろう。
ダイナモ「燕返し!!」
片手にもう1本のDブレードを取り出し一気にルインに対して振り下ろす。
ルイン「ぐっっ!!」
丁度アースクラッシュ発動後の硬直を狙っての必殺の一撃に呆気な
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ