第六十三話 Dynamo
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ドを弾く。
更にもう1度ジャンプして、ダイナモの脳天にチャージナックルを喰らわせる。
ダイナモ「っっ…どりゃあ!!」
一瞬、意識が無くなりそうになったが、ダイナモはDブレードを一閃し、ルインの胸に深い傷を負わせる。
ルイン「ぐっ…」
ダイナモ「ふう…やっぱり強いわ…マジだもんな?でもここまでさ」
ダイナモがバスターをルインに向けた瞬間である。
ルインの周りにシグマウィルスとゼロウィルスがルインの体内に入り込むとたちまち、傷が修復された。
ダイナモ「お…おいおい。何だよそれ…再生能力なんて反則だろ……?」
傷だけではなくエネルギーもフルの状態になっていくルインを見てダイナモの笑みが引き攣っていく。
ルイン「な、何…?これ…?」
動揺しているのはルインも同じだ。
ウィルスを取り込んだ瞬間、傷が修復され、エネルギーもフルの状態になったことにルインは激しく動揺する。
心なしか力が漲って来る感覚さえ覚える。
ルイン「………」
迷っている場合ではない、今はダイナモを倒し、零空間へ向かわねば。
ダイナモ「いやはや、こりゃもう笑うしかないね。良いよ。ゲームってのは一見して勝てそうに無いボスキャラを倒すことに面白みがあるってもんだからね」
ダイナモがDブレードを構えながらルインに突進する。
ルインもアルティメットセイバーを構え、突進する。
ダイナモ「そりゃあ!!」
ルイン「てええぇい!!」
互いの刃が再びぶつかり合う。
そのままダイナモは腕に力を入れてルインを弾き飛ばそうとするが出来ない。
いや、寧ろこちらが押されている。
ルイン「おりゃあああ!!」
力で強引にダイナモを弾き飛ばす。
ダイナモ「チッ、ウィルスを吸収する度にパワーアップするってのかい?こりゃ、早めに決めないとまずいな…」
持久戦に持ち込まれれば、ウィルス吸収により再生&回復とパワーアップするという出鱈目な能力で確実にやられるだろう。
ダイナモ「アース…」
ルイン「甘いよ」
アースゲイザーを繰り出そうとした瞬間、低空ダッシュジャンプで一気に距離を詰められる。
ルイン「はあああああ!!!!」
アルティメットセイバーによる連続斬りと龍炎刃を組み合わせた連携技をダイナモに叩き込む。
ダイナモ「アースゲイザー!!」
ダメージに構わず、エネルギーを収束させた拳を直接ルインの腹部に叩き込む。
ルイン「うぐっ!!」
あまりの威力に思わず膝を着いた。
ダイナモ「これで終わりだ!!」
Dブレードで四肢を両断してアースゲイザーのエネルギーを込めた拳を顔面に受け、意識を失うのと同時にルインの頭部が弾け飛んだ。
ダイナモ「やれやれ…可
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