番外編その3 ゼロ魔の世界No2
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
究極の放り投げや。
「学園長、それは幾ら何でも適当すぎますぞ」
「しかしの、他国からの留学生としても問題があるじゃろう」
「先ほど小耳にはさんだんやけど他国からも留学生が居るといっとったけど」
原作知識やけど、まあこれぐらいならええやろう。
「そうですな、そのてもありますな」
コルベール先生の言葉をオールド・オスマンは否定したんや。
「いやミス・ツイプツーとミス・タバサは国費留学という形を取っているからこそ、此処に留学して居られるのじゃ」
「つまりは、金の問題っ言うわけやな?」
「恥ずかしながら、我が国では他国の者を只で養うことは難しいんじゃよ」
そこまで言うなら、金を出せばええ訳や。そんなら出したるわ。
「せやなら、幾らほど寄付すればええんかいな?」
うちの話にそんな金が何処にあるのじゃという感じで見てくるオールド・オスマンと済みませんという視線のコルベール先生。
「学費、寮費、食費、雑費など含めて3年間の費用などを計算しますと、かなりの金額ですね」
そんな中、ロングビルはんが素早く計算して金額を教えてくれた。
「うむ。これほどじゃと儂が貸す訳にもいかんのじゃよ」
「申し訳ないのですが、私の給料ではとてもとても」
「うーんで金貨はないんやけど、金塊ならどうや?」
「金塊と言っても何もないのでは?」
「其処は此や、無限財布」
某青い狸のようにポケットから無限財布を取り出して其処から次ぎ次ぎに10kgの金塊を100個ほど取り出してオールド・オスマン机に並べたんやけど、途中で机が壊れそうになって、慌てて浮遊の魔法で床へ移したんやけどね。
でその金塊を見た皆の表情が傑作やった。
オールド・オスマンとコルベール先生は唖然とした表情を、フーケもといロングビルはんは驚きながらも無限財布に鋭い視線を浴びせていたし、せっちゃんはビックしていたけど、直ぐに念波で質問が来たんや。
『このちゃん、この金塊は何処でどうやって?』
『ああ、これはな、MMが滅んだときにクソ虫(元老院)共から巻き上げたもんやで』
『このちゃんが、黒くなってしもうた』
『どうせ、潰れる国やからな、移民した皆が生活を再建できる十分な量を除いて分け前として貰ったんやから平気や、それに正義馬鹿のネギ君よりアスナの方が現実的やったから、喜んで分け前受け取ったで』
『まあアスナさんならそうするでしょうけど……』
完全に動きが止まった皆に話しかけて再起動や。
「これでどうでっしゃろうか、足りまへんでしょうか?」
やっと動き出した二人が話し出す。
「いや、これだけあれば充分過ぎるほどじゃよ。ミス・コノエ、ミス・サクラザキ、ト
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ