第二十一話 瓜二つ
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ジルベール「うまく行けば…もう一人助けられる!」
ジルベールは暴走竜の腹の辺りが膨らんでいることがわかった
ジルベールは刹那で暴走竜の懐に一瞬で移動して
ジルベール「練気開放!うおおおおおおおおっ!」
蒼いオーラを纏い、抜刀一閃
ジルベール「行っけえええええええ!虚空蒼破斬!」
抜刀と共に蒼い真空の刃が放たれ、暴走竜の腹部を切り裂いた
切り裂いた腹部から一人の少年が出てきた
それは…ジルベールの昔の顔立ちで思わずジルベールは自分なのか勘違いしてしまう程であった
ジルベールはその少年を抱き抱え暴走竜から離れた
暴走竜は力が抜けたように倒れ、絶命したのだった
クーナ「ハドレット…ハドレット!」
ハドレット「うう…あれ?姉さん?」
クーナ「ああ…ハドレット…ハドレットなのね?」
ハドレット「そうだよ…てか…泣いてるの?」
クーナ「うう…ぐすっ…良かった…ハドレット…うわあああん!」
と大声で泣き叫ぶクーナ
ジルベールは内心良かったと思った
これでクーナは弟を殺さずに済んだ…姉が弟を殺すなんて…あってはならないから…
ハドレット「ジルベール…ありがとう…君のお陰で…僕は…」
ジルベール「礼を言う相手が間違ってる…クーナが俺を選ばなかったら…クーナは君を殺そうとしていた…」
クーナ「わ、私はそんな…」
ハドレット「姉さん…僕は…まだ姉さんの弟でいてもいいかな?」
クーナ「当たり前じゃない!ぐすっ…またお姉ちゃんが守ってあげるからね!いい?お姉ちゃん言うことは絶対だよ!」
ジルベール「ふっ…泣いてるからあんまり説得力ないな…」
クーナ「う…うるさい!ジルのばか!」
ハドレット「ちょ…失礼だよ!」
こうして…俺とハドレットの関係がなった
俺とハドレットは同じ拉致被害者で暴走竜研究の実験体だったと言うこと…
しかし、ハドレットの場合は意識ではなく…肉体を融合させることだった…
でも…奴等のしたことは…非道…
二度と…こんな事が起きないようにしないと…
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