暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
ガイアセイバーズ・スカウト日記
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228:『栗悟飯とカメハメハ』
 >>227 爆発しろ

229:『ヒースクリフ』
 >>227 ポリゴン片になりたまえ

230:『子ダヌキ』
 >>228>>229 ヒドッ!!


………………


271:『ヒースクリフ』
 >>270 では、集合は海鳴市で評判の喫茶店『翠屋』、時間は午前10時ということでいいかな?

272:『子ダヌキ』
 >>271 異議ナーシ

273:『栗悟飯とカメハメハ』
 >>271 おk
 目印は白衣って話だったけど子ダヌキ白衣持ってる?

274:『子ダヌキ』
 >>273 家族が持っとるわ
 ちょっとサイズおっきいけどまぁ大丈夫やろ


………………


「………ということだったが、まさか『栗ご飯とカメハメハ』の正体があの脳科学者――牧瀬(まきせ)紅莉栖(くりす)だったとはな。君の論文、ナーヴギア作成の参考にと読んだことがあるよ。完成度の高い素晴しい論文だった」

 白衣の男性が溜息と共に紅茶を飲む。
 まさか日本の隅っこで細々チャットしてたらその相手が天才学者だったとは、天才カヤバーを以てしても読めなかったらしい。

「私だってまさか『ヒースクリフ』の正体が量子物理学者の茅場(かやば)晶彦(あきひこ)だとは思わなかったわ。どーりで頭がいいわけよ……そりゃ同じ天才でも20歳以上年上なら知識に差が出るわよねぇ……」

 白衣の女性がウンザリしたようにドクターペッパーを煽った。
 向こうも向こうでまさか相手が同じ学者とは完全に予想外だったようだ。時々マニアックな論議をチャットで繰り広げては最終的に負けていたが、ある意味これなら納得である。

「だが一番驚いたのは……」
「うん、一番驚いたのは……」

 二人の視線がもう一人の白衣――八神はやてに集中する。

「「まさか『子ダヌキ』の家族がこんなにアクが強いとは……」」
「えへへ……凄いやろ?」

 3人の視線の先には……はやてが心配でついてきた家族の面々の姿が。
 ピンク髪で長身のポニーテル美女と、赤っぽい髪の幼女。
 金髪の大人びた女性と、その女性によく似た幼女。
 長い銀髪でスタイル抜群の美女が二人と、その美女とよく似た幼女。
 ついでに藍色の狼が控えていると来たものだ。
 ちなみに名前は上から順にシグナム、ヴィータ、シャマル、ゆずこ、リイン、ナハト、ツヴァイ、ザフィーラである。みんなぺちゃくちゃ喋りつつもチラチラこちらの様子を伺っている所を見るに、かなりの心配性である。

「ちゅーかカメハメハさんなかなかの美女やな。イメージ的に男の人やと思い込んどったで」
「あ、あははは……まぁ、ネット世界に入り浸りすぎた影響というか……そういうはやてちゃんも可愛いじゃ
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