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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
ガイアセイバーズ・スカウト日記
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「クィディッチやろうぜ!!ウィッチな苗ちゃんただいま登場!!」
「自分、死神代行っすから……海鳴担当死神、苗っす。ヨロシク!!」
「ちょっと鎮守府行ってくる!艤装装備型苗、進水だーっ!!」
「タイホだタイホだ〜!!武偵高にいる超偵苗ちゃんの出動なのだー!!」
「今日のあたしは阿修羅すら凌駕する存在ッ!!苗ちゃん武士道スタイル!推して参る!!」
「仕方ないのう。出来ればこの手は使いたくなかったんだが……苗っち仙人形態!!」
「世に平穏のあらんことを。アーマードナエ、出撃する」
「やはりあたしがSAO攻略するのは間違っているんだろーか!?聖戦士オードリー!」
「最後に殺すと言ったな……あれは嘘だ。こちらナエーク。ミッションを開始する!」
「俺の背後に立つな……。コードネーム、ナエ13。依頼は完遂させてもらう」

 出てくる出てくる。分身をあらゆる方向にばら撒きすぎた苗は、最早何が出来ないのか分からないくらいに奇妙奇天烈な技能を覚えていた。一人代コスプレショーと化した彼女の百面相は多重影分身でもないと真似は出来ないだろう。

「おいおいどんだけキャラ濃いんだお前面白すぎるぞ!!……物は相談なんだが、一体くれね?」
「オ・コ・ト・ワ・リ〜〜♪」

 苗はこの勝負を始める際、ルールに一つだけ仕込みをした。
 すなわち、「この空間が壊れた場合は引き分けとする」というもの。勝負開始前に予め「今の」苗と十六夜が本気で殴り合っても壊れない事を確認したうえでの勝負だった。

「やられたぜ。分身全員で全力出せば、流石の俺も本気で応戦せざるをえねぇ……そうなるとこのナメック星も崩壊必至ってわけだ………なら、世界が崩壊する前に決着つけさせてもらうだけだオラぁぁぁぁぁッ!!」
「苗っち軍団!一斉攻撃ぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!」
「「「「「「「「ワーーーーーーッ!!」」」」」」」

 そして、超新星爆発に匹敵するレベルの破壊力が、同じだけの力が込められたそれと激突した。


      俺世紀元年。ぼくの世界は崩壊した。

 〜徹夜でこの世界を作った男、シャインの涙ながらのコメント〜




「………なぁなぁ苗よー。お前の上司や同僚もお前並みに強いのか?」
「ん?ん〜………そだね。十六夜くんと殴り合えるようなのも何人かいるかな?」
「つまり、そこにいれば退屈しなくていいわけだ。よっしゃ!俺もガイアセイバーズって奴に行くぜ!!」
「おっけー。じゃ、この契約書にサインねー」
「………ふーん。これ組織というよりサークルみたいな緩さだな。自由度が高いのはいいことだ。ヤハハハ」

 極東支部総司令官、鳳苗の活動……逆廻十六夜のスカウトに成功。
 ただしヤケに気に入られ、何かと喧嘩を吹っ掛けられるようになる。


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