第六十二話 Volcanic Inferno
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ォースアーマーの火力を前にしては敵うはずもない。
巧みに分散しエックスから逃れようとするイレギュラー達だが、最初に倒されたライデンのデータから大よその座標を掴まれているため次々に居場所を看破され、レプリカフォースアーマーとの換装を絡めたエックスの圧倒的な力の前に為す術も無く破壊されていくのみだ。
エックス「スピアショットウェーブ!!」
周囲に無数の貫通弾を発生させ、ライドアーマー部隊を殲滅した。
エックス「…シグマめ……」
シグマウィルスに感染したがために狂ってしまった彼らを悲しげに見遣りながら先に進もうとするが、ふと視線を横にずらすと、見慣れたカプセルがあった。
エックス「ライト博士…」
ライト『エックス…ここでお前に与えるのはガイアアーマーのアームパーツのプログラムじゃ。このアームパーツはガイアアーマー搭載の高出力ジェネレーターを利用したガイアショットを撃ち出すためのものじゃ。ガイアショットは射程こそ短いが敵のエネルギー弾を破壊し、破壊力に優れておるのが特徴じゃ。更に他のアームパーツよりもバスターのチャージが遥かに短いのも特徴じゃ。』
要はプラズマチャージショットともスピアチャージショットとも違った特性を持つ高出力バスターだろう。
ライト『かつてルインが使っていたFXアーマーを元に改良を加えているために初期のガイアアーマーよりもパワーが増しているため、エネルギーを纏った拳を相手に叩き込むことで相手の防御を無視して吹き飛ばすことが出来るガイアインパルスが使えるようになる。』
エックス「分かりました…パーツファイルを受け取ります…」
ライト『エックスよ…例えどれ程の絶望に苛まれようと決して諦めてはいかん。ルインとゼロと共にこの状況を乗り越えるのじゃ』
エックス「はい…」
パーツファイルを受け取り、ハンターベースに転送するとバーン・ディノレックスの元に向かう。
そしてハンターベースではガイアアーマーのアームパーツのファイルが転送され、エイリア、アイリスの手で急ピッチでプログラムを解析をしていた。
ゼロ「…………」
ルナ「ゼロ?」
エアフォースから帰ってきたゼロに主要都市に入り込んだイレギュラーを破壊してきたルナが首を傾げた。
何だかゼロの様子がおかしいと気付いたから。
ゼロ「…なあ」
ルナ「ん?」
ゼロ「もし俺が…」
イレギュラー化したら…。
ゼロ「いや、何でもない」
ルナ「?そうか」
即座に首を振り、何でもないというゼロにルナは疑問符を浮かべながらも頷いた。
エイリア「ルナ、帰っ
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