第六十二話 Volcanic Inferno
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は絶対に間違いじゃねえ。きっとそれもお前の力になるはずだからな」
エックス「そうだな……ありがとうルナ」
ルナ「いいってことよ。気をつけてな」
ルナに見送られ、エックスはバーン・ディノレックスがいるマグマエリアに向かう。
マグマエリアに辿り着くと、灼熱の大地の中を基地を探し求めて彷徨っていた。
灼熱のマグマと切り立った断崖。
近付く者一切を寄せ付けない火炎地獄。
それよりも今一番厄介なのはシグマウィルスでイレギュラー化したレプリフォース軍だろう。
ライデンを駆りながらエックスに向かって来る。
エックス「くっ…スピアチャージショット!!」
貫通力の高いスピアチャージショットがライデンの堅牢な装甲を容易く貫いた。
ファルコンアーマーは機動力にその能力を特化させたが為に、主武装であるバスターの出力自体は通常時と大差がない。
但し、そのエネルギーをより凝縮、一点集束させる事でライデンの堅牢な装甲すら貫通する凄まじい貫通力を誇るのだ。
攻撃範囲こそ狭いが点に於ける威力については、あのプラズマチャージショットをも凌駕する。
エックス「やはりイレギュラー化しているか…しかしディノレックス…こんな所に武器倉庫を造るとはどうかしてる」
全身に猛烈なエネルギーを纏いつつ、ライドアーマー部隊に向かっていくエックス。
ファルコンアーマーの機動力を最大限に解放すると最寄の兵士の眼前へと回り込むエックス。
エックス「ずあ!!」
兵士の顔面をビームスピアで貫くエックス。
彼はその兵士からライデンを奪取すると自らもそれに乗り込み、コンソールパネルを叩くとモニターで、ついさっきまでこのライデンを駆っていた兵士にとっての友軍の位置座標を即座に把握する。
エックス「ファルコンアーマーの翼を得た今の俺から逃げ切れると思うな」
たった今倒された味方を囮にして付近に潜伏しているのであろう、岩陰に5機ほどの反応が見える。
イレギュラー化しても、心身に叩き込んだことは消えないのか、他のイレギュラーとは違い、統率が取れている。
エックス「目の前に敵が現れたなら…撃ち払うまでだ!!」
自らライデンを駆り、標的となる陸軍兵の前に躍り出るエックス。
エックス「プラズマチャージショット!!」
ライデンから降り立ちアーマーをファルコンアーマーからレプリカフォースアーマーへと換装するとエックスは必殺のプラズマチャージショットを撃ち放つ。
次々に爆散していくライドアーマー部隊。
ホバリング機能で如何なる悪路をも迅速に走行できるライデンも、エックスのファルコンアーマーの機動力とレプリカフ
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