No7 休息
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ニビからシオンまでは結構な距離がある。
しかし、殺せんせーほどではないにしろ、ジェット機ばりの速さを誇るリザードンには関係ない。
飛行中、色々な町の変化が見られた。ちくしょう、あとで寄る時のワクワク感が………。
タマムシ、ヤマブキと、大都市と変貌した二つの街を越え
相変わらずの小さな町、シオンタウンが見えてきた。
町のシンボルのシオンタワー、少しだけ高さが増している。
俺は華麗に着地した。ごめんウソ、足がめっちゃ痛い。2メートルぐらいの高さから一気に飛び降りたのだ。
いくらスーパーマサラ人でも流石にアイツよりは頑丈じゃないんだ、いてて……。
俺はリザードンをボールに戻した。こいつには散々無理をさせてしまった。明日も無理させるけど。
俺はリザードンを休ませるため、ポケモンセンターに向かった。
ポケモンセンターは外装だけでなく、内装も変化を遂げていた。かがくのちからってすげー! 今はフレンドリィショップもポケモンセンターの一部なんだってよ(化学関係ない)。
今気づいた、俺めちゃくちゃ目立ってる。山で遭難して死んだはずのチャンピオンがいるんだもん。驚かないはずがない。例えるならタモさんが突然学校の教室に入ってくるような。
「あ……あ………!」
「……ジョーイさん?」
ジョーイさんに至っては完全に絶句してる。驚きすぎだろ。
ジョーイさんが正気に戻ったのは三十秒後だった。
「レ、レッドさん、生きてたんですね……」
「やだな、俺が簡単に死ぬわけないですよ(笑)」
軽〜い感じでそう言ったけど、俺が死んだとデマが流れた時は、ジョーイさんも悲しんだんだよな、反省しないと。
「と、取り乱してごめんなさい、ポケモンを休ませますか?」
「あ、はい、こいつらを頼みます」
俺が預けたのは、リザードンとラプラス、ラプラスはバトルで疲れているだろうからな。
テンテンテテテン♪
ちなみにさっきの擬音、俺が口ずさんだ。
変わらない音楽、なんかいいよなこのリズム。
「お預かりしたポケモンは、みんな元気になりましたよ!」
「あ、ありがとうございます」ペコリ
「またのご利用をお待ちしています!」
リザードンたちが回復した、せっかくだからショップで何か買うか。
かいふくのくすり安定だな、金ならいくらでもある。
……なにっ!? ぜんかいのくすり!? PPまで回復するだって!?
「これ、99個ください」
「!?!?」
店員さんが驚いている。ぜんかいのくすりは3000円、99個で……何円かは知らないが、ものすごい値段だ。
だがそんな店員さんに構わず、俺はカウンターに大金を積み上げる。
「そ、そんなにいっぱい買うのですか?」
「あはい」
「
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