マクロスF
0714話
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エネルギー転換装甲を持つ生き物ってどんな生き物なんだか。
周囲の撮影スタッフや映画関係者達がルカの指示によりジャングルの中に入っているのを見ながら、空間倉庫から閃光弾や煙幕弾を幾つか取り出す。本当は狙撃銃とかを渡したいところだが、バジュラに効果が無い以上は閃光弾や煙幕弾の方がまだ有効だろう。
「ミハエル、これを使え! 閃光弾と煙幕弾だ!」
持っててもお守り程度にしか意味の無い拳銃を構えているミハエルに、横を通り抜け様に閃光弾と煙幕弾の10個程放り投げ、そのままVF-25Sを止めてある場所へと向かう。
「おいこら! どこからこんな物を持ってきた! って言うか、危ないだろうが!」
ミハエルがそんな風に叫んでいるが、今の俺にとってはそんな怒声よりも機体の方が重要だった。……決して相手をするのが面倒臭くなった訳では無い。
そのまま周囲に人の目が無いのを確認し、瞬動を使いつつ機体の下に到着。素早くEX-ギアを身につけていく。
そして身につけ終わったその瞬間……
轟っ!
砂浜にバジュラの一団が到着する。同時に、砂浜に建っていた小屋に関しても邪魔だとばかりに一薙ぎで吹き飛ばされ……くそっ!
そのままガウォークの機体へと乗り込み、機体を起動させていく。
バジュラ共がアルトを狙ってきたのかどうかは分からないが、それでもここには守るべき対象がいる。友人、知人も多い。好き勝手にやらせるかよ!
「アクセル・アルマー、VF-25S、トルネードパック……出る!」
その言葉と同時に足に内蔵されているスラスターで浮き上がり、バジュラへと向かって注意を引きつけるべくガンポッドのトリガーを引く。
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