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銀河英雄伝説〜物騒な副官〜
07困惑と共に
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しておいてくれ。どうやら彼の提督が一番飲まれたようだ……金額は別として。」
「はあ。」
「ミュラー提督、何をぐずぐずしているんです。行きますよ?」
「…ああ。」
「ちょっと待って下さいって!!バルツァー中将!!!」
「…じゃあな、キスリング。」
「おい、ミュラー!!!!貴様っ!!!!!!!」
「じゃあ、後の酔い潰れ提督達はよろしく、キスリング。」
「おい!待ちやがれっ!!!!!!!!!」


ーーーーー結果として一番の貧乏くじを(強制的に)引かされてしまったキスリングは呆然と立ちすくんだーーーーー




(考え込んでも仕方ない…といえば仕方ないが…………………何故にこうなったっー????!!!!)

目をひんむいてウェイターを睨み付けそうになるが、そこはなんとか抑え、ブツブツと呟く。
「ミュラーの奴…覚えてろよ……………この貸しは高くつくぞ…」
ひたすらブチブチと愚痴を続けるキスリングに恐れをなしたのか、ウェイターは遠慮気味に声をかけた。
「あの、申し訳ございません。……提督方をどうすれば良いでしょうか?」
「取り敢えずその辺のソファーでも良いから突っ込……いや、寝かせて差し上げろ。明日の朝には必ず迎えをよこす。」
「かしこまりました。」

うウェイターがs去ったのを見届けるとキスリングは溜め息を付き唯一手元に残った女を見た。



(さて、問題はトンクス大尉をどうするか、だな。)
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